テイエムジンソク、ディアデルレイ、ドラゴンバローズ、モルトベーネ、ローズプリンスダム
東海S2018最終追い切りについて所見を述べていきます。3/3 byアラシ
テイエムジンソク
栗東 CW やや重 水曜日 単 馬なり
6F83.4 5F66.4 4F51.2 3F38.6 1F12.8
チャンピオンズカップ2着。古川騎手の手綱の下で好位を取って直線時点でコパノリッキーを手応えで制して走れるなど、力量の高さを見せたがライアン・ムーア騎手とゴールドドリームの神脚に屈した。
気分良く前で競馬をさせてある程度のリードを保てれば、俄然注目。これまでのレースから接戦になった時に頑張っていない雰囲気は感じるので、ここを突いて掛かれば決して倒せない相手でもないと思っている、
・・・とは思ったけど、実際追い切りを見てみると単走で5F66.4秒の破格の時計を出しているし、今までたまにあった挙動不審な面も見られず、今まで見たきた中では一番動いている。大体、ストライドが綺麗に柔らかく大きく開いているってのがこの馬には今まで見られなかったのに、今回はフォームの柔らかい事。
併せた時にどうなるか、馬群でどうなるかという不安要素があるのも事実だろうけど、この動きで出てこられると、他馬も中々太刀打ちが難しいと思うよ。
ディアデルレイ
美浦 南W 良 水曜日 併せ 強め
5F68.3 4F53.3 3F38.7 1F13.5
師走S1着。福島民友カップ1着と連勝している。ソツの無いタイプの馬で、ゲート・テン・折り合い・終いともに水準級のものを持っている。それだけに大駆けはしないと思うけど、小確りしている馬だし2・3着狙いで買ってみたい気にさせるね。
追い切りは思ったよりも全然走っている。ハミの取り込みも迅速で深く、追われてからの反応も良い。外を回してこれだけの時計ならまずまず速い方だし良く見えるね。
ドラゴンバローズ
栗東 坂路 やや重 水曜日 単 一杯
4F53.3 3F39.1 2F25.6 1F13.1
ぺデルギウスS12着。2走前にシリウスSで2着に来ているけど、好位で前残りになったのがかなり大きいと思う。後方になった前走は直線でサッパリだったし、あまり評価できないな。
追い切りは左ムチで牽制されながら一杯気味に追った。内にモタれる面があるのかな。時計が微妙に遅いので見込みづらいけど、フォームは低く保てていよ。
モルトベーネ
栗東 坂路 やや重 水曜日 単 強め
4F52.8 3F38.7 2F25.5 1F12.9
チャンピオンズ13着。ゲートを出る時に前脚が浮いてしまいダッシュがつかない事があるのでちょっと検討するにはリスクがある。前走はまともにでたけど、今回はどうかな。いずれにせよ、毎回それほど良い脚は使っていないから・・・。
追い切りは52.8秒と少し速い程度の時計であるにも関わらず終いでほぼ失速。能力的に全く足りていないと思う。
ローズプリンスダム
栗東 坂路 やや重 水曜日 併せ 強め
4F51.9 3F37.4 2F24.6 1F12.5
チャンピオンズカップ12着。外枠から上手く内に潜り込んで終いも36.2秒とまずまず使っている。このメンバーなら上位の目もあるかもね。たまに立ち遅れるのが心配だけど、まともに出ている事が多いのであまり気にしても仕方ないかも。
追い切りは馬場状態もある程度良かった分、時計が伸びた所はあるけど51.9秒ならそれでも速いと思う。まずまず力は持っていそうだと思った。欲を言えばもっと頭を下げてハミを取って走って欲しかったな。