ディアドラ、プリメラアスール、ミッキーロケット、モズカッチャン、レイデオロ
京都記念2018の追い切りについて所見を述べていきます。2/2
ディアドラ
栗東 坂路 良 水曜日 単 強め
4F53.1 3F38.9 2F25. 1F12.5
エリザベス女王杯12着。後方待機した所スローになってしまい出番なしに。2番上がりを使っていて確り走れているので度外視して全然良いと思う。
後は牡馬の同期・先輩勢との力関係だけだろう。
追い切りは気勢9割という感じで今ひとつ何かが足りない感じは受けた。かなり主観的な部分での所見になるけど、万全ならもう少し自分から動いても良いような気がするんだよね。
気にする程でもないのかも知れないけど、これがレースでどう出るか。終いも最後の2~3完歩が甘い気がした。
プリメラアスール
栗東 CW 良 水曜日 単 強め
6F82.5 5F67.1 4F52.8 3F39.3 1F12.1
チャレンジカップ9着。逃げてどこまでと言う馬で直線はどうしても体力が続かず失速してしまう。極限までスローに落ちないとここではかなり無理がある。
追い切りはこういう馬らしく他馬のいない最後の最後に追っていた。追われて全く伸びない辺り、どうかね。厳しいと思うよ。
ミッキーロケット
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 一杯
4F51.0 3F37.1 2F24.8 1F12.9
日経新春杯4着。ズブさのある馬で早めに動かないと勝負が苦しくなる。そういう意味で少頭数はかなり合っていると思うよ。
前走は直線追ってサッパリで、途中で躓いてしまい失速してそれまで。ちょっとイヤな負け方だったね。馬場が荒れると脚元を取られやすいのかも。
追い切りは毎度と同じく目一杯。直前これだけ攻めても本番ではズブさが出る。終い12.9秒と時計がかかっているけど全体が51.0秒である事を考えるとご愛嬌。
モズカッチャン
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F54.9 3F40.5 2F26.4 1F12.8
エリザベス女王杯1着。そこはかと無くスタート出来て、そこはかと無く先手を取れる。枠に恵まれて・・・と言う部分もあるんだけど、地味に競馬が上手い分、毎回手合いをモノにしているんだと思う。当初はあまり評価していなかったけど実は凄く良い馬なんだと前走で認識を改めた。
追い切りはサッと流す感じだけど、この馬は直前毎回そう。追われてからハミを取りに行かず良く見えないんだけど、過去それでも走って来ている馬だから追い切りの動きは参照しない方が良いかも知れないな。
レイデオロ
美浦 南W 良 水曜日 併せ 強め
5F69.6 4F53.0 3F39.2 1F12.4
ジャパンカップ2着。序盤、ギニョールとシュヴァルグランと進路がかち合い後方に追いやられ、1角でソウルスターリングに斜行喰らわされる等、結構やられたにも関わらずあのメンバーで勝負に絡んで来た。
当然、ここも期待度は大。折り合いも問題ない馬だし崩れはしないと思う。
追い切りでは珍しく掛かる気配を出していた。少し評価を下げる事になってしまったね。相変わらず追われてからの反応は神速レベルでワンストロークでビュンッと伸びる。掛かって余計な力が入り緊張で体が硬直しているせいなのか、頸の躍動がイマイチ。頸の動きとストライドは連動するから、そこもちょっと気になるね。
この馬に対する理想が高すぎたのかも知れないけど、今までの動きに比べるとやや精彩を欠いている様に見える。皐月賞の時も良くは見えなかったけど、今回の雰囲気はそれに近い。