アメリカンワールド、エイムアンドエンド、オウケンムーン、カフジバンガード、グレイル、コスモイグナーツ
共同通信杯2018の追い切りについて所見を述べていきます。1/3 by アラシ
アメリカンワールド
栗東 CW 良 水曜日 併せ 強め
6F84.0 5F66.6 4F51.4 3F37.1 1F12.0
未勝利戦1着。ゲートは比較的速く、折り合いも多少噛む程度。2馬身半離して勝っているけど、2着の時計が1:51.2とかなり遅く、共同通信杯とは比較にならない程軽いメンバーだったとしか言えない。
共同通信杯で勝負になる1:47秒台半ばで走破出来るとは思えず、厳しいと思う。
追い切りは馬場の真ん中を通った分、幾らか時計が速くなっているけど、追われてからの伸びは速く僚馬を一気に交わすと手前を替えて、自分からグイグイ伸びて行った。これは良い仕上がりにありそう。
エイムアンドエンド
美浦 南W 良 水曜日 併せ 一杯
5F68.4 4F52.3 3F38.1 1F13.0
京成杯10着。どうも馬群を気にする所がありそう。大外を通らないと怯んで直線伸びて来ないかもしれないな。
追い切りは追ってから馬が加速を躊躇してしまいサッパリ伸びない。スピードに乗るまでかなり時間がかかるしこれは無さそう。
オウケンムーン
美浦 南W 良 水曜日 併せ 一杯
5F68.8 4F52.8 3F38.0 1F13.3
500万下1着。この馬も近くに馬がいるとダメそうだな。馬群の中を通っている前走と、外を通れた2走前とでは運びの落ち着きが違う。
物見が激しく頭の位置が高いため、追ってグンっと来ない。どうかな。
追い切りではかなり一杯に追っ付けても1F13.3秒と時計が伸びず僚馬に競り負けてしまっている。これで重賞勝つというのは難しい話だろう。
カフジバンガード
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 馬なり
4F55.4 3F40.2 2F26.2 1F13.1
シンザン記念5着。この馬も馬群がダメなクチ。やはり外を通る方がリズムを作れるだろう。前走は直線で2頭の間を割ろうとして馬が頭を上げてしまい失敗。同じ戦術は企図しないと思うな。
追い切りは三頭併せの真ん中を馬なりで流す形に。スタイル的にやはり馬群慣れさせる意図がありそう。実戦はもっと絡まれるからそう簡単に矯正が利かないのは陣営も承知の上だけど、道中少しでも落ち着いてくれればとの配慮だろう。
課題は残っている感じだしあえて期待する程の馬ではないな。
グレイル
栗東 CW 良 水曜日 併せ 強め
5F65.4 4F50.5 3F36.7 1F11.7
京都2歳S1着。右手前を多用する馬かも知れないから、左回りは安心出来るだろう。前走は武騎手がバッチリ折り合いをつけて上げていて、馬も「こうやってレースをすれば良いんだ」とスクーリングは出来ていると思う。上積みは2着馬より全然あると思うよ。
ゲート内の駐立が悪かったから、そこがどうか。スタートに心配な所を残しているよ。
追い切りは引き続き終われて頭が上がる所が出てしまい、このフォームのままクラシックに行く事になりそう。時計は僚馬を突き放すほどに出せるので、不十分なフォームでも「ここは」問題ないと思う。
それほど強そうなライバルもいないし、これだけ動いていれば十分期待出来るだろう。
コスモイグナーツ
美浦 南W 良 水曜日 単 馬なり
5F68.6 4F53.5 3F39.1 1F13.3
京成杯11着。逃げの一手の馬でドコまで持つか。多頭数になりそうだから絡まれる機会も多くなるだろうしちょっと勝ち筋が見えにくい。前走の追い切りも他馬のいない時間にやっていたし、他馬をかなり警戒するんだと思う。
追い切りは前回に続いて他馬のいない時間にやっていた。気に障るものの無い環境下とは言え、フォームは纏まっていてきっちり走れていたな。後肢も確りお腹の下まで入っているし、仕上がりは良さそう。