アクセスランキング 【金鯱賞2018】レース回顧  元馬術選手のコラム【競馬】
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【金鯱賞2018】レース回顧  元馬術選手のコラム【競馬】

金鯱賞2018のレース回顧をしていきます。1/2 Byアラシ

※某巨大組織がパトロール映像を出していないため、このレースではパトロール確認を実施していません。




スワーヴリチャード 1着

いつも通りというかテンションが上がっての競馬にはなった。

ゴール前スタートは他の馬より影響が出やすい様子だね。今日はかなりの歓声がTV越しにも聞こえて来たけどゲート入り前に沸いた歓声でテンションが一気に上がっていた。スタート直後から掛かり気味に行ったけど、歓声の影響はあったと思うよ。

多分、序盤は前に馬を置いてダッシングブレイズかサトノダイヤモンドの後ろに着けたかったんじゃないかな。

普段から結構掛かる馬だから、馬場コンディションが良く走りやすい中、1000m1分03秒ではやはり折り合えなかった。アルゼンチン共和国杯で少し鞍上に制せられる運びはしたものの肘のコントロールだけで抑えが効いていたのとはちょっと違ったね。今回はかなり抑え込まれていてそれでも減速できずに前の方に行ってしまった。

スローだったから結果的にそれでも良かったんだろうけど、前哨戦という性格も考えると思い通りの競馬が出来なかった事には課題が残ったと思う。

直線は前でサトノノブレスが頑張ってくれていた分、気勢を保ちながらスパートする事ができた。これもアルゼンチン共和国杯で見せた所だけど、前に馬が入るといグンッと抜きに行こうとしてくれる気勢の高さは素晴らしいと思う。それでいて直線はスパートのタイミングを鞍上に併せて待てるからね。道中うまく運んで上げられれば決め手で簡単に崩される事は無いと思う。逆に言うとこのタイプの馬は先頭に立ってしまうと一気にソラを使ってフワつく懸念もあるけど。

本番が右回り(この馬は右だと直線で内にモタれる)なのは結構な割引材料、折り合いに関してはG1なら1000m1分切るくらいで行くだろうからそこまで問題視せず、と言うところかな。

サトノダイヤモンドが光明の見える走りをしていたし、ここを勝ったからと言って本番は楽観視出来ないと思うよ。




サトノノブレス 2着

逃げはキメ打ちだったようだね。サトノダイヤモンドを支援する意図があったのか分からないけどペースメーカー的な意味合いがあったと見てもそれほど不自然では無い様な運び方だった。

序盤から肩ムチをヒラつかせて積極的に前に行かせていた。以前のこの馬だったそこから一気に掛かったと思うけど、普通に1000m1分3秒でも折り合った。歳をとってホトケな部分が出てきたのかもね。良くなっていると思うよ。

直線は前に馬がいなかったためかギアが入らなかったけど、スワーヴリチャードが並んで来た所で脚勢が増して応戦する姿勢は見せた。脚力差で最後は屈してしまったけど道中の折り合い~競って応戦が利く等、競馬の内容としては久しぶりに上々な感じだったと思う。もし直線で前に一頭いればもっと面白かったかもな。

8歳だけどまだまだ競ろうと言う気持ちに衰えがない。折り合いもつくようになっているし、この馬は次もそれなりに楽しみだな。




サトノダイヤモンド 3着

内容的には次走の復調を強く予感させてくれるものだった。大阪杯でも主役候補だと思うし少なくとも軽視は絶対出来ないね。

序盤、推しもせずに好位を取れたのは以前と変わっておらず、道中の折り合いも完璧。このスローで近くにいたダッシングブレイズ、スワーヴリチャードは掛かってしまっていたし、折り合い上手なヤマカツエースですら手綱が強く緊張していた。ムダな消耗は全くなく運べていたし、さすがグランプリホースだと思ったね。ここは本番でも当然活きてくる。この馬が自滅するような競馬をする事は絶対に無いと言い切れるし頼もしい所だと思う。

直線で中々スイッチが入らず、リアルタイムで見ていた時はこれはこの馬終わったかと思ったんだけどね。それでも最後1ハロンでスイッチが入ると一気に伸びて前との差を急激に詰めて上がりも最速だったから、心配はそこで吹き飛んだよ。

この一戦を経た事でサトノダイヤモンドもレース感がかなり戻ったハズ。本番も期待したいね。最後の伸びは速度・フォームとも強い時のものと全く一緒。

楽しみ。