アクセスランキング 【天皇賞春2018】レース回顧 1/2 レインボーライン他着順上位馬 元馬術選手のコラム【競馬】
追い切り映像は下記バナーからJRAレーシングビュアー(月額540円)に申し込み!

【天皇賞春2018】レース回顧 1/2 レインボーライン他着順上位馬 元馬術選手のコラム【競馬】

天皇賞春2018のレース回顧をしていきます。1/2 Byアラシ




レインボーライン 1着

今までに見られたのと同じで度々ハミを噛む所は見られた。ただ、この馬は噛んでも終いの伸び脚にはそんなに影響しない様で普通に伸びてくる。

後方の内という嫌でもタメざるを得ない位置で、焦りも生まれそうなポジショニングだったけど結局あそこに居たのが最後に活きたみたい。

このレース、向こう正面でサトノクロニクルがマクった所で有力各馬も動かざるを得ず残り1000m付近から脚を使い始めてしまった。それに比べてレインボーラインは前が壁だった分、ジッとタメを継続せざるを得ず結果的にこれがライバルを最後競り落とせる差につながったと言う側面はあると思う。3~4角も前が早めに動いていたお陰で経済コースを回れたし。

3~4角で一発ムチが入った以外は馬なり追走だったから、直線は前が開いてムチを使えればと言う状況だった。ここは岩田騎手が上手くインコースにエスコートして進路を確保してあげていた。そこからムチ一発で良く伸びて、他馬とのロス差はあったにせよ強い勝ち方だった。

故障についてはまだ何も情報が無いけど正直ちょっと悲観視している。大勢の見方通り決勝線到達時にガクっとノメった所で何かあったんだろうとは思うけど、かなり痛がっている様子だったから・・・。

普通、レース後は痛みを感じにくく、例えば軽度の骨折の場合は厩舎に戻って1日2日して熱感が引かないから検査したら骨折してた、みたいなケースが多かったりでレース直後にあれだけ痛がるのは違和感がある。

軽傷であって欲しいけど、客観的に見る分にはそういう風に感じたよ。

※追記:JRAよりハコウとの発表があったそうです。




シュヴァルグラン 2着

先手を取って、好位で折り合い抜群で進められた。前が残りやすい春天なだけに非常に良い位置取りが出来ていたと思う。出していってもまず折り合える馬だから、陣営や鞍上も最初から行かせやすい所はあるんだろう。

ただ、道中サトノクロニクルがマクって来た所で応戦してそのまま脚を使う流れになってしまい、残り1000m付近から消耗を強要される展開になったのが痛かった。

鞍上が促してサトノクロニクルに付き合った様に見えた。結果的はサトノをやり過ごしてタメを継続していれば最後はもっと勝負に持ち込めていたかも知れないけど、こればかりは鞍上を尊重するしかないと思う。

序盤、いろんな馬が前にこぞって出て行った分それらの馬が4角でバテてしまい早め先頭で多少フワっとする所が出てしまったのも直線で堪えた。それでも終いのムチに確り反応してクリンチャーの追撃を凌ぎ切ったんだから力がある。

かなり強い内容を含む競馬になっていたと思う。この長丁場で残り1000mから急かされて最後まで伸び脚を失わなかったのは見事としか言い様がない。

前走の感じから不調期に入っているかもと思ったけど、杞憂だったみたい。

これは宝塚も楽しみだね。




クリンチャー 3着

向こう正面で結構強めにハミを噛んで、残り1000mよりも大分前から鞍上の意図に反してポジションを上げるハメになって消耗が発生したのが響いた。そのダメ押しでサトノクロニクルのマクりにも巻き込まれて余計拳が固くなっていた。

「長距離の達人である武騎手が手綱を取っていれば、どう運べたか」と言うのは気になったね。

道中の消耗分か最後は伸びあぐねての3着だったけど、折り合いも含めて馬の能力だから今日は完敗と言う感じだろう。

きちんと折り合って運べれば更にやれるハズ。掛かってこれなら十分能力は認められる。