アエロリット、ウインガニオン、キャンベルジュニア、サトノアレス、サングレーザー、スターオブペルシャ
安田記念2018の追い切りについて所見を述べていきます。1/3 by アラシ
アエロリット
美浦 南W 良 水曜日 単 馬なり
5F69.0 4F53.8 3F39.8 1F12.9
ヴィクトリアマイル4着。直線伸びていたけど気持ちが入り切らなかった。まったくヤメている訳ではないと感じたんだけど、馬が調整している感じが・・・。
ペースを気にせず、道中から単騎で行った方が良い競馬をしそう。
っと思ったけど追い切りでは予想に反して抑えを意識するスタイルを採ってきた。69.0-54.0-40.0-13.0とキレイにラップを刻もうとしていた感じで、馬を制御下に置いて競馬をするつもりらしい。
体の動きがバラっとしているのは毎度の事で、手は抜いているんだろう。
良くは見えないし、追い切りも個人的にはこの馬にフィットしているとも思いづらい。併せる競馬になると、どうかな。
35点
ウインガニオン
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F54.2 3F39.0 2F25.0 1F12.2
京王杯SC7着。スムーズに先手を取って好位抜け出しの体勢に持ち込むこの馬の競馬が出来ていた。相手がやはり強かったね。粘り腰まずまずも、ここではそれもどこまで通用するか。
追い切りは馬場が良いにも関わらず追われてからスピードに乗るまで時間が掛かったけど、それ以外にどうと思う所は無いな。
悪くないと思う。
50点
キャンベルジュニア
※水曜日時点で追い切り映像はなし
京王杯SC2着。外枠から出遅れてしまいリカバリのために脚を使った上に、鞍上が結構な早仕掛けをした大味な競馬になったのに2着まで粘りきったのは評価。少し警戒した方が良いかも。
サトノアレス
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
5F69.0 4F53.1 3F39.1 1F12.4
京王杯SC3着。初の1400mで置かれてしまった部分があった。各馬止まらない上がり勝負の展開である事を考えると32.7秒の脚を使って最後方から来ているのは十分評価できる。マイルは守備範囲内だと思うし、前進を。
追い切りは四肢の捌きもキビキビしていて、楽に好終いをマークしており良く見える。特に終われずに自分から僚馬を抜きに行っている、分かっている所も好感度が高い。
良いんじゃないかな。
85点
サングレーザー
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F57.6 3F41.6 2F27.0 1F13.2
マイラーズカップ1着。持ち前の末脚を活かすためにいつも通り後方待機して脚をタメた判断が光った。後方から来たワリには残り200mまでムチを使っておらず余裕すら感じる勝利だった。当然ここでも注目。能力・末脚ともに良いものを持っている。
一点、4角のロスを完璧に抑えられていた所だけは今回の割引材料になるかな。あんな良いコース取りが出来る事はめったに無いからね。
浅見厩舎は水曜追いでは時計を出さないので、ここは毎度のごとく何とも言いがたい。ただ、前回と違って他馬のいない時間帯に入れたせいか、気持ちはかなり落ち着いていたみたい。頚を大きく躍動させて確り踏み込めているし、これはこれで良く見えるね。
80点
スターオブペルシャ
※水曜日時点で追い切り映像はなし
谷川岳S1着。追って強い脚を使っている所はあんまり無く、実力的にここはどうか。上手く回って来てもこのメンバーでは直線でどんどん置かれてしまう気がするよ。
コメント
サングレーザーに関しては1週前も時計を出していません。馬なり単走で鞭も見せないように乗っていますが何か意図(体幹整えたり)があるんでしょうか。不可解です
競走馬の追い切りは、水or木と土or日の2パターンがあって、普通は土日に軽い時計を出して、水木に負荷をかけるのですが、浅見厩舎だけは特殊で、ス土日に速い時計を出して水木に緩めるんです。
まぁ厩舎の方針かと。土日に追い切っているハズですよ。