アクセスランキング 【マイラーズカップ2019】最終追い切り所見  元馬術選手のコラム【競馬】

【マイラーズカップ2019】最終追い切り所見  元馬術選手のコラム【競馬】

インディチャンプ、グァンチャーレ、ケイアイノーテック、コウエイタケル、ストーミーシー、ダノンプレミアム、タワーオブロンドン、トーアライジン、パクスアメリカーナ、メイショウオワラ、モズアスコット

アンタレスS2019の最終追い切りについて所見を述べていきます  by アラシ



インディチャンプ

栗東 坂路  良 水曜日  併せ 強め

4F52.7 3F38.7   2F25.1 1F12.5

東京新聞杯1着。従来折り合いを欠き気味に行く馬だけど前走はほぼそういう気配は出さず終始折り合っていた。追い切りでもかなり掛かりそうだっただけに意外だったね。出遅れたけど、これまであまりスタートは悪くないし今回はまだ気にしない。最後はソラを使っていたけど、今回のメンバーならソラを使うようなシチュにはそうそうならないだろうしそこも気にしない。

追い切りではやはりまだ掛かりそうな気配はあるけど、マイルなら恐らく問題は少ない範囲。併せて競りに行っているし、前走と違って僚馬を抜いても気持ちの抜けがあまりない。ややヒートアップ気味なのを除けば良く見えるよ。

89点



グァンチャーレ

栗東 坂路  良 水曜日  併せ 一杯

4F50.9 3F37.2   2F24.3 1F12.1

洛陽S1着。毎回最後まで力を出し切ってくれる馬で勝ち気な気性に反して戦績はかなり安定している。前に行けるのもそれを下支えしていると思う。ハミはかなり嚙むけどそれでも折り合いはついている。終いが飛び切り強いわけではないから、勝ち損じる場合も多いけどまず手合いを作って回ってくれるのは心強い。

良い馬場状態だったし、こういう前進気勢の高い馬は前に前にと行ってしまう。変に抑えてハミを嚙みこまれるよりは自由に行かせた方が気持ちの昂ぶりは抑えられると思う。映像に映っている他馬に比べて弾んでいるし、よく見える。ここでも通用する力はあるハズ。

88点

ケイアイノーテック

栗東 CW 良 水曜日 併せ 馬なり

6F83.9 5F67.7 4F52.4 3F39.7    1F11.7

根岸S10着。初ダートに手間取ったのか追走には苦労していたし、直線の加速も今まで以上に今一つだった。ズブさのある馬で、芝のレースでも追走を大変そうにする事もある馬で乗り辛い感じの馬。道中でスイッチが入れば終い伸びてくるイメージだけど、そう簡単にエンジンが掛かるものでもない。

馬なりで好時計を出せるのは昨年と違う所だけど、前走はそれでも本番でズブさが出た。動きに気持ち緩みがある以外は全般走れている印象だけど、レースに行ってどうなるかは懐疑的。終いで馬が自分から止まり掛かっていたし、気持ち的に思う所を持っている馬なのかも。

48点



コウエイタケル

栗東 坂路  良 水曜日  単 強め

4F52.9 3F38.1   2F24.8 1F12.5

六甲S9着。追われてピリッとしないレースが続いていたけど、前走は直線で久しぶりに結構順位を上げていた。良い兆しとは思うけど、今回のメンバー相手にやれるイメージは全く沸かない。

追い切りは存外走っている。終い確かに少しヤメていたけど、坂路では多くの馬に見られるし、大きく評価を下げる材料にはならない。やや手応えに比して時計が遅いくらいかな。

44点

ストーミーシー

栗東 CW 良  水曜日  併せ 強め

6F85.1. 5F69.1 4F53.8 3F39.3 1F12.6

六甲S6着。基本、後方からジリッぽく伸びてくる馬だけど前走に関して言えば手応え十分で回れており、前が壁にならなければ恐らく勝ち負けしていたであろう手応えだった。たまたまかも知れないけど、こういう所から良くなってくる馬もいるし、ちょっと注目したい。

追い切りでは緩めの時計でも手応えが悪く、ムチを使っても伸びず手前も替えていない。毎回追い切りはそれほど走らない。末脚も重賞で通用するほどとも思えないし、様子見でよいかも。

43点

ダノンプレミアム

栗東 CW 良  水曜日  単 馬なり

6F85.1 5F68.8 4F53.5 3F39.0 1F11.3

金鯱賞1着。久々で折り合いが心配だったけど、むしろ3歳時よりもハミの取りが柔らかくなって折り合いが向上していた。無駄な力を使わなかった分、終いは存分に伸びた感じだね。ムチを使った分だけバッチリ伸びていたし、あのメンバー相手の競馬でも余力残しの勝利で大きく評価出来る。叩き2戦目でまた一回り動くだろうし、当然主役視。

時計を絞り気味ではあったけど、終い11.3秒を苦も無く自分から伸びて出しているのは流石。3歳時は結構ハ見を嚙む馬だったけど、前走や今回の追い切りを見てもハミの取りが柔らかく折り合いに不安さを感じない。よく見えるよ。舌を出していた事については気にしない(殆どの場合、どうこう出来るものではないし、大勢に影響も出にくいので気にしても意味が無い)。

94点

タワーオブロンドン

※水曜日時点で追い切り映像は無し

東京新聞杯5着。先手で折り合って運んで直線も前が割りとアッサリ開くなど、運びに全く問題はなかった・・・と言うか絶好の運びをしていた。にも関わらず追って案外。グンッっと行く所がなかったし気合乗りがイマイチだったのかも少しレース間隔が開いていた分もあるのかも。

トーアライジン

※水曜日時点で追い切り映像は無し

500万下10着。堅実な運びで4角ややロスを被って、直線一気の勝負を仕掛けるも全く伸びず。この走りでここに挑んでくるのは無謀で追走もままならないだろう。10着以内には確実に入れるから奨励金目当てか。

パクスアメリカーナ

栗東 CW 良  水曜日  単 一杯

6F81.9 5F65.7 4F50.9 3F37.9 1F11.8

京都金杯1着。インに入れて貰えず外を通る競馬をするも2着馬を手応えで制する完勝。気性もとても良さそうで鞍上の指示に素直なのも好感度○。ただ、一気に切れる脚を持っているワケではないのでこのレベルのメンバー相手となると上位争い出来るかどうか。

時計は手応えに比して申し分ない。追い切りを見る限り十分ここでも通用すると思う。後肢の蹴り込みに力感があるし、走る気勢を感じる。少しカタさみたいのはあるけど、気にならない程度。

88点

メイショウオワラ

※水曜日時点で追い切り映像は無し

阪神牝馬S13着。出走馬全頭が終い33秒台を使う究極の上がりレースで後方にいたため、全く出番無し。度外視で良いよ。折り合いをつけて小確りした脚を使う馬だし、多少はやれる可能性はあると思う。

モズアスコット

栗東 坂路  良 水曜日  併せ 馬なり

4F54.5 3F39.5   2F25.3 1F12.5

香港マイル7着。日本での直近走はマイルCS13着(1番人気)。

直線、追い出しのタイミングでジュールポレールらが外に張り出して来てしまい前が壁になったのが響いた。ムチも勝敗が決したところで順位をこれ以上下げないようにするために使えた程度で、全くレースにならなかった。最後まで馬群内で着順を上げるなり差を詰めるなりしているし負けはしたけど悲観要素はほぼない。

この時計だと馬が我慢できず行きすぎてしまう。去年の春にも感じたけど、1600mは適距離外な雰囲気を受けてしまう。レースでマイルはこなしていると感じる所が多いけど、本質的にはもう少し短い方が良いかも。久々で折り合いはことさら心配だし、一旦見したい気持ちになった。

62点







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