アクセスランキング 【日本ダービー2019】最終追い切り所見  2/3 サートゥルナーリア、ダノンキングリー等 元馬術選手のコラム【競馬】

【日本ダービー2019】最終追い切り所見  2/3 サートゥルナーリア、ダノンキングリー等 元馬術選手のコラム【競馬】

サートゥルナーリア、シュヴァルツリーゼ、タガノディアマンテ、ダノンキングリー、ダノンチェイサー、ナイママ

日本ダービー2019の最終追い切りについて所見を述べていきます 2/3 by アラシ



サートゥルナーリア

栗東 CW  良 水曜日  併せ 強め

6F83.1 5F67.2 4F52.3  3F38.1 1F11.6

皐月賞1着。スタート直後からインに入る事が出来ず一周まるまるロスを被る大味な競馬になった。それでも「これで勝てなかったら仕方が無い」レベルの騎乗をした2、3着馬をねじ伏せる末脚を繰り出しての勝利で、あのメンバーでもレベルそのものが違った内容だった。折り合い面には不安が少しあるし2400mに前進要素はあまりなさそう。多少渋い展開でも勝ててしまうだけの実力はある。久しぶりの2冠馬誕生の可能性は十分に感じるよ。

一週前と同様折り合いに重きを置いた調整。僚馬を前に置いて我慢して貰っていたけど、併せると一気に抜きに行ってしまい、はやる所を抑え切れず。手綱を絞っていた時もハミ抜けしている所は無かった。追われてからはかなり俊敏なだけに、道中消耗をどこまで抑えられるかがカギ。思った程はダービー向きに動いてはいない。

70点




シュヴァルツリーゼ

美浦 南W  重 水曜日  併せ 終い強め

4F55.4  3F40.2 1F13.0

皐月賞12着。とにかくテンパって運ぶ馬でまだまだ競馬になっていない。道中はインであっぷあっぷ、直線は真ん中を突くも他馬の捌くのを拒絶してヘッドアップと惨憺たる運び。それでも12着にいる辺りフィジカル面は強いんだろうけど・・・。呼吸も乱れがちに進む馬だし2400mは厳しいと思う。いつか覚醒する可能性は感じる馬だけど、今はレース振りが向上するまで様子見したいね。

相変わらずかなりテンパって走っているけど、今回の様に僚馬を後ろにして先行させていればそこまで慌てない。まさの逃げってワケではないだろうけど、先手で競馬を組み立てに来るかも知れないね。いずれにせよ呼吸が乱れているのは明らかなので2400mは危険視。

38点




タガノディアマンテ

栗東 坂路  良 水曜日  併せ 強め

4F52.6 3F38.4   2F25.2  1F12.6

京都新聞杯5着。序盤、外から並ばれた所で結構な程度で掛かってしまい位置取りが前に。消耗を強要される中で終い頑張りきれなかった。ただ、見所のある競馬を続けている馬で、スプリングSは大外ブン回しての4着、きさらぎ賞はタメて一気の競馬で2着、皐月賞はその中間、道中は最後方でタメて3~4角大外回しで6着健闘と、内容のある競馬をしている。ここでも掲示板までなら狙える力はあると思う。

馬場がぼこぼこな時間帯であまり追われずにこの時計なら十分だろう。52秒台でも最後ヤメる気配を見せなかったし、仕上がりは良さそう。内容のある競馬をしているだけに喰い込みを警戒。

81点

ダノンキングリー

美浦 南P  良 水曜日  併せ 馬なり

5F69.6 4F54.0  3F39.4 1F12.8

皐月賞3着。折り合いに心配な所はある馬で、内めの枠からスタートを切って折り合いに専念できたのは大きかったと思う(外の枠から出して行くと掛かった恐れもあったと思う)。ロス無く折り合いに専念できる位置取りで直線もほぼ理想的なタイミングから仕掛けられたけど、サートゥルナーリアにねじ伏せられた。それでも最後外から2頭が来た時には伸び返していたし、接戦に持ち込むと味が出るのかも。2400mは割引必要でちょっと長すぎないかい?と思う所はある。

いつもの違って最終は時計を抑えて来た。この馬も折り合いに重きを置いて1F15~13で我慢させたかったみたい。この時計をポリトラックで刻ませるとどうしても走り易い分馬が行ってしまうね。ハミを強めに嚙んで終っていたし、このヒートアップさせる追い切りはどうか。

長距離戦を前にあまり良く見えない。

49点

ダノンチェイサー

栗東 CW  良 水曜日  併せ 強め

4F52.8  3F38.4 1F11.9

NHKマイルカップ繰り上がり4着。1600m~1800mでも前が取れる馬で位置取りについては優位に立ち回れそうだけど、嚙む馬ではあるのでさすがに距離が持つかどうか。

1週前に1F15で折り合いをつけて緩くした分、ここは負荷を掛けるしかない。セカついた雰囲気はなお出ていたし、やはり距離がどうか。追って遅れたのも落伍した感じが出ていて好感度が低い。三頭併せの真ん中で気負った可能性もあるだろうけど、それは憶測。

39点

ナイママ

美浦 南W  重 水曜日  単 終い強め

6F85.9 5F69.8 4F54.4  3F39.7 1F12.7

京都新聞杯4着。マクりを封印し4角先団まで押し上げて差し交わしを狙う作戦に出た。無難な着順に収まる結果になったけど、末がやはり切れない馬なので1着狙いならリスクを冒してでもマクりの粘りに賭けるべきか。メンバー大幅強化の今回、どこまでやれるかだけど魅せる競馬には期待したい。

時計を緩めた分、終いで動けてはいたとは言え、ストライドを大きく取って一追いで気分良く伸びていたのは好感度が高い。速い時計でどこまで手応えが残るかは気になるけど、まずこの馬としては順調と判断して良いだろう。

79点