エイシンティンクル、オールフォーラヴ、カンタービレ、クロコスミア、サトノガーネット、ジョディー
府中牝馬S2019の最終追い切りについて所見を述べていきます 1/3 by アラシ
エイシンティンクル
栗東 坂路 良 木曜日 単 馬なり
4F56.5 3F41.0 2F26.4 1F13.1
札幌記念6着。逃げて何処までの馬で楽に単騎で、しかもリードを作って行かせてあげられるかどうか。上り決着のスローになりやすい府中牝馬Sはあっていると思うけど、早めに並んでくる馬がいたらと思うと不安はあるね。まだ重賞では目立った成績も残していないし、まだ様子見で良いかも。
抑えようとする追い切りだったけど、雰囲気を落ち着かせることは出来ていなかった。横を向かせていたのもコースと正対させてしまうとぶっ飛んでいくテンションだからだと思う。ある程度飛ばして競馬をすればワンチャンあるかも知れないとは思う。そういうテンション。
68点
オールフォーラヴ
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 強め
4F53.4 3F39.2 2F25.2 1F12.6
関屋記念10着。牝馬だけど折り合い自体はワリとつきそうな感じでタメが利く。ただ、追ってからの弾けは重賞ではもう一つと行った所で、重賞ではなかなか積極視できない。以前、坂でもちょっとシンドそうにしていたのは気になる。
ピッチ気味でセカついた雰囲気で登っており、時計に比して手応えに余力は感じない。能力的に見劣りそうだね。
12点
カンタービレ
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 強め
4F53.4 3F38.8 2F25.2 1F12.7
ヴィクトリアマイル18着。この馬としてはまずまず折り合ってそれほどロスなく、直線も上手く前が開けている状態で入って来れたけど、坂でパッタリ。G1では通用していない感じだったね。元々気難しい馬でテンション一つな所がありそうだから、上手く調整出来ていればガラっと変わる事もありそうではある。
前進気勢は養えていてハミを上手く取りながら登れている。相手を抜いた所で若干フワついたけど、通常見れらる程度。折り合いさえつけばチャンスはあると思う。
68点
クロコスミア
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F54.9 3F40.2 2F26.1 1F12.9
札幌記念7着。人気薄で馬券に絡むのがしばしばある馬なので無視はできない。以前は逃げ一本の馬だったけど最近は番手での競馬も安定している。年齢を重ねて良い意味で馬がおとなしくなっているし、直線でハミを取る事も出来ておりこの1年で結構競走馬らしくなっている。
走る気持ちを抑えきれておらず、時計もラップがバラバラ。折り合いがついていないと指示通りのラップを刻めないという典型例だね。札幌記念で感じた落ち着きは今回みられないけど、こういう状態でも好走例はある馬。
49点
サトノガーネット
栗東 坂路 良 木曜日 併せ 一杯
4F53.9 3F38.6 2F25.3 1F12.7
クイーンS6着。思ったより行き脚がつかなかったという感じで最後方のインをピッタリ回った。直線かなり追った割には上位勢を追走するのが精いっぱいと言った所で、あのメンバー相手でも苦戦していた。展開的に渋い回りにはなっていたけど、五分の展開でもどこまでやれたか。
一杯に追って54.0秒を切るのがやっとで僚馬にも待って貰って走る状況だった。全然駆けていない感じだったね。レース振り・追い切りの雰囲気ともに悪く評価はできない。
1点
ジョディー
美浦 南P 良 木曜日 併せ 馬なり
5F67.1 4F52.5 3F38.7 1F12.4
日本での直近走はオークス14着。 日本での直近走はオークス14着。内枠から果敢に逃げたが体力がもたず直線入口で試合終了。3歳牝馬で2400mを逃げ切るのはやはり厳しかったと言う事だろう。ただ、逃げに拘ってくる所があり、馬群では多分アタフタして勝負にならなくなると思う。
ポリだから動きが素軽いのは当然で評価できない。どちらかと言うと行く気にはやる馬だけど、落ち着いて走れているしフォームに乱れはない。この馬なりにテンションのコントロールは出来ていると思う。
51点