アルメリアブルーム、ウラヌスチャーム、クロコスミア、クロノジェネシス、ゴージャスランチ、サトノガーネット
エリザベス女王杯2019の最終追い切りについて所見を述べていきます 1/3 by アラシ
アルメリアブルーム
栗東 CW 良 水曜日 併せ 一杯
7F95.9 6F79.8 5F65.4 4F51.8 3F38.6 1F12.6
大原S1着。2走前は序盤出して行って終いパッとしなかったし、前走の様にタメて追った方が良さそう。末脚がそこまで強力ではないし、このメンバーではどうかな。手前が右に偏っている感じもあるし、右回りはマイナスかも。
この時計であまりシンドそうじゃないのはプラスに評価できる。ハミの取りが浅くて頸を低伸させられていない辺りで決め手が使えないのかな。追い切りでも右手前偏重でやはり右回りはどうかな、とは思った。直線入った所で替えたそうにしていたんだけど、手前替えが下手なのかも。
58点
ウラヌスチャーム
栗東 CW 良 水曜日 単 一杯
7F98.0 6F82.1 5F67.4 4F53.3 3F39.7 1F12.7
京都大賞典7着。上りは使える馬で牝馬限定重賞クラスであれば上位。さすがにG1となるとどこまでと言うのが出るけど、前が崩れればもしかしたら馬券内に雪崩れ込めるだけの力はあるかもと思っている。折り合いは基本つく馬だし2200mでの不安はない。
時計を出しすぎたのか終いはセーブ気味だった。だから最後1F12.7秒はあまり気にしなくて良いと思う。決してバテていたワケではない。雰囲気は落ち着いているし2200m戦の前段階としては気配は悪くないと思う。
50点
クロコスミア
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F55.0 3F39.9 2F26.0 1F12.8
府中牝馬S5着。番手をチョイスしたけど掛かってしまった。春は番手の競馬でもサマになる所を見せていたけど、休み明け分もあって気持ちが昂っていたかも。もし楽にハナに行けていれば違ったかもね。前回でガス抜きに出来ていれば次回も番手で面白いと思うし、ここは警戒必要か。
ガッツリ掛かりそうで懸命に駆けた割には時計も遅い。口元もかなりハミがハマっていそうだったし、この馬でこの雰囲気はどうか。距離もこれだと持たないかも知れないな。
28点
クロノジェネシス
栗東 CW 良 水曜日 併せ 一杯
6F85.6 5F69.1 4F53.3 3F38.8 1F11.6
秋華賞1着。序盤ダノンファンタジーの真後ろを狙って位置取りに行ったけど、無暗に追随せずペースを守った位置取りをしたのが功を奏した。ペースも流れた分、いつもと違ってハミを噛む所も無かった。4角ロスなく、直線は手早く進路を確保した騎乗も見事だったと思う。折り合いが難しい分、2200mはややマイナス視。
前回の一杯一杯の動きに比べると一回叩いた分かでシャープでキビキビした所が戻ってきている。相変わらずハミは取ってしまうね。ペースが流れてくれれば競馬もやりやすいだろうけど、スローで走りにくかったり窮屈になるとどうか。距離面ではやはりマイナス要素はありそう。
70点
ゴージャスランチ
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
5F70.3 4F55.0 3F40.3 1F13.4
日本海S1着。前半かなり楽にハナに行けて展開に大きく恵まれた所はある。末脚では毎回キレ負けしている感があるし、このメンバーで五分の展開でやれと言われるとどうか。前回は楽できる競馬だったし、G1ではどう考えてもこう上手くは行かないでしょ。
四肢と頸の使い方がバラバラでムダに力を使っている雰囲気は感じる。それとレースで感じるよりも更に掛かりそうな気配が出ていたね。馬っぷりはもう一つだし、レースでもそこまで強いと思える所もない。ここはやはりどうか。
12点
サトノガーネット
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F53.5 3F38.9 2F24.9 1F12.2
府中牝馬S8着。ここ2戦、行き脚がつかず最後方でおっつけになっており上手く競馬が出来ていない。それでも直線だけの競馬で7頭を抜いて8着まで来た所にはギリ見どころがあると言えるけど、今回もそういう競馬をしたんじゃ到底かないっこない。位置を取って競馬が出来るかどうかじゃないかな。
一蹴りでの進みがあまり広く無さそうだけど、手応えと時計はそこそこ釣り合っているとは思う。気勢がやはり大人しすぎる感じはするけど2200mだし、この馬はそれを武器にするっきゃないと思う。能力的には劣っていると思う。どこまでやれるか。
24点