ペルシアンナイト、マイスタイル、モズアスコット、レイエンダ、レッドオルガ
マイルチャンピオンシップ2019の最終追い切りについて所見を述べていきます 3/3 by アラシ
ペルシアンナイト
栗東 CW 良 水曜日 併せ 馬なり
6F86.6 5F69.0 4F53.8 3F39.7 1F12.8
毎日王冠4着。前走に続いて馬群での競馬をしてきた。確かに浮ついてはいたけど、肘だけで御せている感じだったし、そういう意味では戦術の幅は間違いなく出ている。加齢の分か馬が以前よりはおとなしいね。追ってもう一つの脚になっているけど、これも加齢の分か。良くも悪くも加齢で少しズブくなっているね。案外距離を伸ばしてみるのも良い様に思った。
ハミはいつも通り噛んでいるけど、やはり加齢のためかズブみが出て来ており動きが良くも悪くユッタリになっている。前脚が浮いてしまっていて着地した時にノメるなどフォームは崩れ気味。今までとはやはり状態面で違うね。マイル向きの動きには感じなかった。
43点
マイスタイル
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F55.9 3F39.0 2F24.5 1F12.3
スワンS3着。番手での競馬で重賞で3着まで持ってきた。単騎逃げありきな部分がある馬だけど2019年に入ってからは番手でも味を出して来ており競馬の内容が良化している。ただ、それでも大きいレースでは脚力がもう一つと言った所で、逃げ粘りに賭けた方が一か八かの結果はついてきそう。
序盤思い切り抑えて、後半はかなり伸ばす追い切りをしてきた。逃げ馬だと抑えっぱなしか、追いっぱなしの追い切りが多いんだけど…。これは逃げずに先手か。だとしたら脚力的にここでは通用しないとは思う。
39点
モズアスコット
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 馬なり
4F51.6 3F37.4 2F24.0 1F12.1
スワンS2着。4角でよく勝負所で置かれる所が見られていたけど、右回りが幸いしたのか普通に前回はついていけていた。良すぎず悪すぎずの堅実な位置取りで実力をほぼ発揮できたけど、シブい位置で競馬をした勝馬に交わされての完敗。脚は持っている馬だから積極策でハマれば、或いは。
馬なりで周囲の馬がスローに見える位の駆けているし動きは絶好。掛かる気配もないのはこの馬にとってはプラスだね。この時計でも追えばもっと伸びそうと感じるような手応えだったし、動きは秀逸。
90点
レイエンダ
美浦 南W 良 水曜日 単 馬なり
5F68.6 4F53.1 3F39.0 1F12.9
富士S2着。出遅れはしたけど、ノームコアの後を取って変にリカバリしなかった分、この馬としても落ち着いて運べていた。馬群に入れると雰囲気が悪くなるから、後方待機が良い方向に出たかも。最後一杯に追うも勝馬には及ばなかった。上手く出て前でやれば、と言う事にはなるけど、それだと馬群が…。
68.5-53.0-39.0-13.0を出したかったんだと思うんだけおど、この時計でも結構走らせている雰囲気だったし馬場状態を考慮してもこの馬ならもっと楽に出せても良かったと思うけどな。気配は相変わらずセカついているし、割引評価。
51点
レッドオルガ
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F53.9 3F39.7 2F25.7 1F12.5
富士S3着。インでロスなく折り合って回って直線も他馬との兼ね合いがあった分も手伝って後続を待てた。ノームコアが来たところで一気に追って粘り込みを図ったけど、アッサリ交わされた。かなり内容のある競馬をしていたけど、相手が強かったという事だと思う。
推しても進んでいないし、単純に時計が遅い。3F39.5-2F25.5秒がコンマ2秒遅れていたんだと思う。それほど意欲的に登れていないし、気勢的にもマイルの格上戦にしては浅さが目立つ。どうか。
8点