アンノートル、イレイション、ウインイクシード、カデナ、ギベオン、クレッシェンドラヴ
中山金杯2019の追い切りについて所見を述べていきます 1/3 by アラシ
アンノートル 12/31
美浦 南W やや重 火曜日 併せ 馬なり
4F55.1 3F40.6 1F12.8
ディセンバーS5着。末脚は無いみたいなので前で粘りを利かせられるか。そういう意味では中山向きだと思う。前回は他馬の干渉を受けない先手3~4番手でストレスなく行けたのがブリンカー馬のこの馬には有難かった。前で決まったレースで5着までだし、これ以上はどうか。
追い切りは途中まで抑えて終いは伸ばすスタイルだった。時計が緩い分、鞍上の指示には上手く反応出来ている。僚馬を前に置くあたり、やはり折り合いは注意みたい。
42点
イレイション 12/31
美浦 南W やや重 火曜日 併せ 一杯
5F68.3 4F53.0 3F39.2 1F12.5
ディセンバーS3着。スローで逃げて見せ場は作ったけど、上位2頭の決め手に屈した。あれぐらいの脚を使ってくる相手は重賞のここでは何頭もいるし、決め手に欠くイメージのこの馬でどこまでやれるか。逃げは必ずしも必須ではないから好位で上手く進められれば。
時計は決して冴えないにも関わらず、結構一杯に追っていた。やはりスピード感に乏しい動きだったね。鞍上も追って一息なのは察している感じでフカしていたし、いつも通りなんだろう。
32点
ウインイクシード 12/31
美浦 南W やや重 火曜日 併せ 馬なり
5F68.7 4F53.9 3F40.1 1F13.6
ディセンバーS2着。内枠からスローの2番手で折り合って進むも、更にその前で上手く運んだセダブリランテスを直線捉え切れず。勝馬共々ペース・展開をモノにして上手く運んでいたと思う。2着という結果だけで見て人気が上がりすぎる様なら、控えめに検討するのも手。
少し掛かる感じが出ていたけど、ラップがキレイに54.0-40.0-13.5になっている事からも分かる通り、御せてはいる。この気配ならレースで大きく掛かる事はないと思う。動き自体に余力はあるし、まだまだ動かせそうだった。
60点
カデナ 1/2
栗東 坂路 良 木曜日 単 馬なり
4F53.0 3F38.0 2F24.8 1F12.8
天皇賞秋13着。超強力なメンバーの中で追走も大変だったようで、最後方待機も上りがさえず大敗。あのメンバー相手では致し方が無いとは思うよ。今はタメさえ利けば終いで良い脚を使える状態には戻っておりスムーズに4角を回れれば面白い。
途中まで「53.0でこれだけ余力が醸し出せれるなら」と言う動きだったけど、200m過ぎでフッと気を抜いた。鞍上が急かしても気持ちが戻っていない様子だったし、単走とは言えこの動きは仕上げを余している。後、左回りの方が走る馬だったハズ。。。
46点
ギベオン 1/2
栗東 坂路 良 木曜日 併せ 馬なり
4F52.6 3F37.8 2F24.2 1F12.0
チャレンジカップ9着。後方待機も4角で進路が無くなり、上りの競馬で各馬がバラけなかったため直線でも抜けるスペースが出来なかった。楽に追走していたしスムーズなら十分伸びたハズ。中山向きとは思えないけど、脚力はあるし縦長なら。
馬場が良いとは言え、52.6秒ほぼ持ったままなら動きは引き続き上等。僚馬も上手く速度を上げてエスコートして上げていた。ㇺチを構えられた時に鋭く気持ちが入っていたし、仕上がりはかなり良さそう。末脚は確実だし、この動きなら楽しみ。
90点
クレッシェンドラヴ
美浦 南W やや重 火曜日 併せ 馬なり
5F68.9 4F53.2 3F39.3 1F12.2
福島記念1着。4角からじわーっと脚を使って、ロングスパートで押し切に来る。中山で信頼しやすい馬だし、折り合いもよくついて実力も毎回発揮できる。先手で進められそうな枠に入れば積極的に検討して良いと思う。
ちょっと時計が出すぎな感じになってしまっていたけどな。折り合いと言う面では意外についていなかったよ。馬場が良かった分もあるとは思うけど…。手前が安定していなかったけど、左手前での事なので右周りの今回は気にしない。いつもの動きではないな。
58点