タガノビューティー、ディモールト、ヒシタイザン、プリンスリターン、フルフラット、ルーツドール
シンザン記念2020の追い切りについて所見を述べていきます 2/2 by アラシ
タガノビューティー
栗東 坂路 重 水曜日 併せ 終い強め
4F53.7 3F39.1 2F25.6 1F12.8
朝日杯FS4着。後方から直線一気で勝負してくる。1戦目・2戦目を見る限り、かなり他馬を気にする様子で馬群を避けるために後方に控えているフシが過分にある。この少頭数はそういう意味では大きくプラスに出そう。外からそれなりに脚を使えるし、ペースが速くなりそうなら。
馬場が重かった分はあるだろうけど、追ってからの速度乗りがもう一つで少し重みは感じる。今回のメンバーならこれでも通用するかも知れないけど、一般的なG3の有力所の動きには少し遠いと感じた。
28点
ディモールト
栗東 坂路 重 水曜日 単 強め
4F54.5 3F39.5 2F25.5 1F12.7
なでしこ賞8着。芝スタートでモタつく感じだし、体型的にダートっぽい。レースの運びも掛かり気味だし、1600mをこなせるイメージは無い。レースで見せ場は作れていないし、ここでも見劣りは顕著。
呼吸を荒げてかなり負荷をかけて追ったのに4F54.5だとかなり時計が遅い。馬場が重い分走れなかった部分はあると思うけど、それを加えても見劣りはする。最後はかなりフットワークが陰っていたし、これではどうか。
5点
ヒシタイザン
栗東 CW 重 木曜日 併せ 強め
6F83.4 5F66.3 4F51.1 3F37.2 1F11.9
京都2歳S6着。外枠から逃げに行った分、結構消耗していたと思う。道中併走馬を気にしてヘッドアップしてしまい、前脚が浮くなど前進方向に力を使えていない。単騎の方が冴えるイメージだけど、今回前に行く馬も結構いるし、どうか。
追って前が浮く所はでるけど、5F66.3秒にしては手応えに余力があって思ったよりは馬っぷりが良い。見た感じこの馬なりにストライドは広がっていそうだし、本当に単騎ならある程度やれるかも。
78点
プリンスリターン
栗東 CW 重 木曜日 単 強め
6F84.6 5F69.2 4F54.2 3F39.8 1F11.8
朝日杯FS5着。出脚一息のレースが多かったけど、前走はまともに前に行けて中団で競馬が出来た。追われてからスピード乗りするまでに時間がかかる馬と言う印象で、大きく外に出してt残り250m付近から追ったけど、エンジンが掛かり切らなかった。4角からフカしていけば前進も?
時計自体は5F69.2だからあまり出してはいないけど、終いでハミは確り取れているし直線入って徐々にスピードアップするなど、動きは案外良い。置かれる所がレースでは出るから、それを少頭数で補えれば。
75点
フルフラット ※出走回避
BCジュベナイル5着。日本での直近走はもみじS5着。先手で行こうとすればかなり押っ付けるし、後方待機で末脚が弾けるかと言われればそれもボチボチ。これと言って強調点の乏しい馬で、既勝馬相手に決められるとは思いにくい。
ルーツドール
栗東 CW 重 木曜日 併せ 一杯
6F82.5 5F65.1 4F50.6 3F36.6 1F11.7
新馬戦1着。追い追いではあったけど、前め2番手に進出して直線は後続を5馬身突き放す楽勝。時計も新馬にしてはそこそこ走っているし、未知数部分が多いとは言え能力は感じさせてくれる内容。有力馬は後方勢も多いし、スローで粘れればチャンスは大きいかも。
少し掛かりそうだったし、追われてフォームがバラバラになるなど、正直馬っぷりはイマイチ。ただ、時計はフカした分だけ存分にだしており地力の高さは感じる。出来てくればもっと良い馬になりそう。
69点