ゴールドサーベラス、サトノアーサー、シャドウディーヴァ、スウィングビート、ドーヴァー、プリモシーン
東京新聞杯2020の追い切りについて所見を述べていきます 2/3 by アラシ
ゴールドサーベラス
※水曜日時点で追い切り映像は無し
アンドロメダS8着。最近は出遅れなくなっているどころか、速く出る事もあり、スタートは案外良くなっているのかも。折り合いがつく分、いつも終いはこの馬なりに使っている。パンチ力の無い脚だから中々上位には来れないけど、崩れず頑張って走っているのは評価。
サトノアーサー
栗東 坂路 良 水曜日 単 強め
4F52.1 3F37.9 2F24.9 1F12.5
キャピタルS6着。直線坂を登った所で一気にフワっとして止まってしまった。気難しい馬ではあるけど、追って一気に気持ちもある馬だったので途切れたのは意外。重馬場のレースで受賞を勝って入るけど、跳びは大きいしやはり良馬場の東京向きだろう。折り合いはつかないからムラ駆けになりやすい分、アテにはしづらい。
かなり掛かっている上に、スパートの前脚の出方も弱く、力感を感じない。馬っぷりが悪い馬ではあるとは言え、以前みたいに猛然とした所が消えているのはどうかと感じた。
28点
シャドウディーヴァ
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
5F67.3 4F52.3 3F38.7 1F12.7
常総S1着。ほぼ先手で折り合える馬で位置取りは信頼できる場合が多い。末脚比べと言うかスピード感までを感じる脚ではないし、マイル戦はどうかなと思う。ある程度距離のあるレースで消耗戦に持ち込む方が輝くと思う。
併走でヘッドアップして四肢だけになっていた。今まではこういう追い切りは見せていないだけに意外だったね。時計も決して速くないし、追って伸びそうな気配も乏しかった。あまり良くは見えないな。
15点
スウィングビート
※水曜日時点で追い切り映像は無し
ポルックスS7着。道中結構掛かるね。初芝と言え、暖冬の開催2週目では芝も成育して走り易いだろうし、折り合い面には心配がある。4角バテしてしまっている通り、道中の温存が利かない様では厳しいとは思う。
ドーヴァー
美浦 南W 良 水曜日 単 馬なり
5F68.9 4F53.2 3F39.6 1F12.4
京都金杯7着。インでロスなく運ぶも外に出す際に少しマゴついた。それでも外に出して一気に伸びる気配でもなかったし、スムーズでも掲示板が良い所だっただろう。脚のある所は見せているしG3なら通用すると思うけど、どうも重賞に来ると冴えないね…。
やんわり息を整える程度の追い切り。仕上がってはいるんだろうね。フワっと当たった割にはハミもグイっと取れているし気配は感じるね。暖冬の東京なら上りの速い決着になる可能性はあるし、この馬のキレが活きればチャンスも。
69点
プリモシーン
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
6F83.9 5F67.8 4F53.0 3F39.7 1F12.3
マイルCS11着。15着に大敗した府中牝馬Sの時や、その前の中京記念と違い、折り合いの崩れがなくまともに走っていた。終いもG1のペースで34.5秒と止まっているとまでは言えず、あの気勢であればG3なら通用するはず、と思えた。スムーズなら終い強力な馬だけど、最近は折り合いが乱れて来ているから要追い切り確認。
追い切りでも前に馬を置いて折り合いを意識した調整になっていた。やはりまだ折り合い不安は出ているのかもしれない。ただ、僚馬を抜きに掛かる時はスムーズな加速で一気に行ったし、流石重賞馬と思わせる動きだった。気分よく行ければこのメンバーなら上位のハズだが、気持ちの面で不安は残る。
70点