アメリカズカップ、アルメリアブルーム、カレンブーケドール、ガンコ、クラージュゲリエ、クロノジェネシス
京都記念2020の追い切りについて所見を述べていきます 1/2 by アラシ
アメリカズカップ
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 強め
4F53.1 3F39.2 2F25.2 1F12.6
アンドロメダS7着。昔から折り合いの悪い馬で、晩秋でも発汗するなどしてどうしても道中で動き過ぎてしまい、最後にまで体力を取っておけない。他馬との兼ね合いが少なく、楽にハナに行ける可能性のある少頭数は確実にプラス。少しでも前進を。
僚馬との併走でかなりヘッドを上げたけど、適当な所で慣れたみたいで追ってからは前へと反応出来ていた。頭数は少ないし、この馬なりに伸びているし、舞台は整っている様には感じる。
59点
アルメリアブルーム
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F52.8 3F38.7 2F25.1 1F12.5
愛知杯2着。タメて末脚を使う競馬で善戦する事がある。基本的に終いはそこまでキレる馬ではないからどうしても掲示板までとかになってしまう。手前がやや右に寄っているし、右回りも少し割引したい。折り合いがつく馬でこのい戦績だし、ハマれば一発みたいなのを期待しづらい。
時計は結構出せているし、能力は感じるね。ただ、前にいた他厩舎の馬を追いかける気配はなかったし、気勢乗りはもう一つかも。逆に言えば他馬を気にせず折り合えるという事でもあるけど、普段追われる地点でもなおマイペースと言うのはあまり良いとは感じない。
54点
カレンブーケドール
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
5F66.2 4F53.1 3F40.7 1F12.9
ジャパンカップ2着。軽斤量53.0㎏を活かして上手く先手で立ち回ったと思う。こういう重い馬場なら軽い斤量は脚を取られにくくなる分、フルに活かせる。終い良く頑張ったけど、勝馬の決め手に屈した。最後は馬場を気にしてストライドが縮んでいたけど、総合的にみれば重馬場を上手く味方につけられたと思う。
馬なりで僚馬2頭を制する動き。さすがに重賞戦線で活躍しているだけあって動きが違っている。追えばもっと伸びそうな手応えで鞍上の指示を待てているのも好感。十分重賞でも上位の動きと感じた。イン側を回った分、時計が速くなっている点には注意。
84点
ガンコ
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 一杯
4F51.6 3F38.5 2F25.5 1F13.2
巴賞13着。先手で3~4角マクり気味にいって好位まで進出するも気勢一杯でそれまで。なまじ重賞を勝っている分、59.0㎏と背負わせれるとさすがにしんどいと言う事だろうね。ここも上位と言うイメージはないな。
一杯バテではあったけど、51.6秒と出したしご愛嬌な所はある。止まり掛けながらもフォームは崩れていないし、普通に良く見える。久しぶりで変わり身があれば、意外な激走劇も??
71点
クラージュゲリエ
栗東 CW 良 水曜日 併せ 終い強め
6F81.5 5F66.1 4F51.8 3F38.0 1F12.1
日本ダービー6着。鋭い脚は使えない方なので上りの掛かる消耗戦が合っていると思う。2歳→3歳春と折り合いが向上していった所のある馬だし、距離に関しては不安は持たなくて良い。休み明けがどうか。早めに動くレースなら面白いかも。
時計は出す馬なので、今更加点要素にはできない。併せてハミを取っていないのがどうかな。こういう所が終いのキレが発揮しきれない理由な気がするよ。押し切る競馬で持たせられれば。マクりとか合いそうだけど、どうか。
76点
クロノジェネシス
栗東 CW 良 水曜日 併せ 馬なり
5F68.0 4F52.5 3F37.9 1F11.9
エリザベス女王杯5着。スローになった分、やはり噛む所が出た。その消耗分は終いに幾らか影響したと思う。2200m、やはり長かったんじゃないかな。それかある程度ハイペースでハミ抜けしながら気分よく行けて終いも伸びるかも。本質的に2000m以下が守備範囲じゃないかな。
やはり抑えて我慢しきれない所が出た。時計は指示通りでやや速くなったものだろう。少頭数で前に馬が置けない展開になるとケンカになりそうな気がする。序盤から位置を取りに行くのは危険な気配だし、出たなりからの勝負になりそう。前哨戦だし、そうなると思う。
68点