メイショウグロッケ、モルフェオルフェ、レイホーロマンス、レッドアネモス、レッドランディーニ
中山牝馬ステークス2020の追い切りについて所見を述べていきます 3/3 by アラシ
メイショウグロッケ
栗東 CW 不良 水曜日 単 一杯
4F48.8 3F35.9 1F11.5
京都牝馬S3着。前が粘ったレースでインの先手だったのは幸いした。末脚が掻き消される馬場で後続が追い付いてこないのを良い事にまんまと先手で頑張った。あれ以上のレースは無いと思うし、今回も恵みの雨に祈りたい。
追い切りは完全なメイチ。馬も手前を替えるヒマもないくらい忙しく動いていたね。バテた感じはしないし、この時計でヘコたれないのならある程度の身体能力はあるんだろうと思った。ハミを取ってない所から分かる通り、戦う気力次第じゃないかな。良いとはまでは思わない。
49点
モルフェオルフェ
栗東 坂路 重 水曜日 単 馬なり
4F56.9 3F41.1 2F26.3 1F12.9
東京新聞杯16着。生粋の逃げ馬でほぼ確実にハナに拘る。前走は4角で後続を引き離して単騎で直線に入る上手い逃げを打つも体力を使い果たしており、失速し最下位。残念な結果ではあったけど、あの競馬が最高の競馬だったと思う。
他馬のいない時間にユッタリ登らせる形に。気負う所はなかったしこの馬の追い切りとしては悪くなかったと思う。レースではぶっ飛ぶテンションになる可能性はあると思うけど、無観客はプラスに働くだろうし、少しでも落ち着けば。
52点
レイホーロマンス
栗東 坂路 重 水曜日 単 馬なり
4F53.9 3F39.0 2F25.3 1F12.6
小倉大賞典4着。インでタメて4角で大外に最短経路で出す絶好の騎乗に助けられた。4角であれだけ動けたのは51㎏の軽斤量もあったと思う。差し脚はそこまで冴える馬ではないし、展開の味方がないと厳しそう。
54.0秒で推すところが出るなど、時計はそれほど速くない。追って一完歩毎に気が乗って来ていて仕上がりは良いみたいだけど、それだけにこの時計だとこれ以上は望めない様に思った。
64点
レッドアネモス
栗東 CW 不良 水曜日 併せ 一杯
6F82.8 5F67.0 4F51.8 3F37.7 1F11.6
秋華賞17着。お腹がポッテリ見えるくらい体重が増えており、脚質上、序盤で勝負を付けに行ったのが失敗して4角バテの最下位。今回はプールを駆使して470キロ台後半で出てくる(ハズ)ので、前進を。追い切りだけなら重賞級だし、スムーズに行けば。というか行ってくれ(この馬はアラシの出資馬です)。
追い切りは以前と変わらず他馬を気にはしているけど、抜け出してからは以前より全然頸が使えてストライドを拡げられているし、進歩はしている。アドマイヤマーズと遜色なく動けているし、フィジカルだけなら引き続き重賞級。 ハンデも軽いここで、何とか前進を。
レッドランディーニ
栗東 坂路 重 水曜日 併せ 一杯
4F54.1 3F39.4 2F25.9 1F13.1
愛知杯15着。元々ダッシュがあまり良くなく、後方になってしまう上に前走は末脚が掻き消される馬場状態で大外を回して後方から追い込んでも無意味な位置取りにいたのが響いた。良馬場でまともに運べればもう少し前進してくるかも。
馬場の悪くない時間に追い切って、ㇺチ牽制2発入ってこの時計ではかなり遅い。馬場影響はあったのかも知れないけど、あまりに止まりすぎなのは雨予報の中でどうか。
12点