ヴェロックス、カデナ、クレッシェンドラヴ、クロノジェネシス、サトノソルタス
大阪杯2020の追い切りについて所見を述べていきます 1/3 by アラシ
ヴェロックス
※追い切り映像は無し
小倉大賞典9着。途中から掛かってたし、消耗はあったと思うけど…。それにしても不甲斐ない負け方だったね。元来あのメンバーで無様な競馬をする馬ではない。先手を取って折り合って、良い抜け脚を使える普段の状態が戻って来ていれば勝算は十分あるハズ。
カデナ
栗東 坂路 良 水曜日 単 一杯
4F52.9 3F38.2 2F25.2 1F12.8
小倉大賞典1着。一時崩れかけた馬だけど、今は後方できちんとタメれば終いで鋭い所を使える様に戻って来ている。前走は鮫島騎手がインにいた4角から一気に大外を通る神騎乗で末脚を繰り出して仕留めた。G1では毎回そこそこまでしか通用していなのがどうか。
追い切りはㇺチを振られて一杯に…のハズだったんだけど、最後に鞍上が手綱を落としてしまい、ハミが丸抜けになってしまい止まってしまった。最後の最後にフワっとさせてしまったのは上手くないかも知れないね。仕上りに余しは出ると思う。
76点
クレッシェンドラヴ
※追い切り映像は無し
中山金杯7着。序盤大きく下げたのが結果的に裏目に出た。4角で外からじわーっと加速して押し切る競馬で結果を出しているから、最内の枠から外めを狙うために決め打ちで下げたんだろう。最後は前残りの流れから一頭後方から一気に来ているし、力は示した。作戦の裏目りがありきなので評価は全く下げなくて良い。鋭い脚を見せてくれたのは収穫のハズ。
クロノジェネシス
栗東 CW 良 水曜日 併せ 馬なり
5F68.0 4F52.2 3F37.1 1F11.6
京都記念1着。折り合いは欠いていたハズだけど、それでも終い良く伸びた。強い内容だったね。序盤から手綱を控え気味でそーっと出た事からも分かる通り、やはり折り合いについては不安がある。道中も少しずつ前に行っていたからね。引き続きこちらの考えは変わらず2200mは少し長いと思うんだよな。ゲート内の駐立も引き続き悪い。
折り合い面を気にしていたんだけど、追い切りでは今まで一番ハミの当たりが柔らかくて、落ち着きが感じられるのは好感。無駄に力んでいない分、筋肉が良い意味で緩んで関節が広く使えており、頸も真っすぐ伸びてストライドが拡がっている。今までこの馬を見た中では一番だね。
94点
サトノソルタス
美浦 南W やや重 水曜日 併せ 馬なり
5F68.4 4F53.5 3F38.9 1F12.5
金鯱賞2着。スローを察知して前に促して行ったのが幸いしただろう。動かすにしてもハミがブランブランの状態で行けてしまうし、やはり折り合い性能は高い。レース中無駄に消耗しないのが長所だね。自分のタイミングで追い出した分、勝馬にはアッサリ交わされたけど、これは格というものだろう。
前進気勢と言う点では前回の方が一回り感じたし、今回の方が頸と四肢の連動が良くなくフットワークが乱れている。そこまで併せて競っていないし、この馬の気配と言う感じではない。悪く見えるよ。
41点