フライライクバード、プリマヴィスタ、ブルーミングスカイ、メイショウボサツ、レアリザトゥール、ロールオブサンダー
青葉賞2020の追い切りについて所見を述べていきます 3/3 by アラシ
フライライクバード
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 馬なり
4F54.2 3F39.1 2F24.9 1F12.5
アザレア賞1着。スタート直後に他馬に前をカットされて、コケる寸前の躓きを喰らったけど、その後も運びを乱さず進めて4角も大味に外を通って、8分の追いで勝つなど内容のある勝利。ムチや他馬にフラつく所があるけど、素材は良いと思う。
やはり僚馬が接近してきた所で逃避するところが出るけど、レースを壊すほど酷い程度にはならない筈。ハミは普通に取って伸びていたし、余力ありそうな気配で登れており雰囲気はまずまず。舌を出していた点については、ハミの取り・頸の躍動が確りしていたので気にならない。
71点
プリマヴィスタ
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 一杯
4F51.8 3F38.1 2F25.5 1F13.1
ひめさゆり賞3着。1枠でロスを抑えられた上に、4角でも最短経路でアッサリ外に出して進路を確保するなど、最上の競馬が出来ていた。勝馬に逃げ粘られた部分もあるけど、外を回した後続馬にも抜かれての3着で、あまり大きい評価はつけづらい。
速い時計でも負荷に負けていないし、時計と手応えを見比べると十分走っている。上手く先着出来ているし、動きとしては申し分ないと思う。この馬なりに好調に来ていて動けていると思うよ。
80点
ブルーミングスカイ
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 一杯
4F53.1 3F39.0 2F25.5 1F12.8
すみれS4着。早めに行かせてもあまり粘れず、逆に後方でタメて一気に追う競馬の方が良い競馬が出来る。好馬場で後方から届くかどうかだけど、脚力はそこそこ持っているし、1勝クラスをセーブしながら勝てるなど、性能は高い。
時計は大して速くなく、これだけ追ったなら52.5秒は出ないと重賞クラスで通用しないと思う。ハナ面が高くて前が浮いている決め手が使えなそうなフォームなのもどうか。レースを見る限り、トラックコースで違う可能性もあるだろうけど、追い切りの見た目はぼちぼち。
24点
メイショウボサツ
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 強め
4F53.9 3F39.7 2F25.8 1F12.8
大寒桜賞1着。未勝利戦を勝ち上がった時同様、そこそこ掛かるも鋭い末脚を繰り出して勝っている。7番人気だったけど、普通に回って普通に勝てているし、ここも要注意。ディープ記念ではノリポツンが裏目に出て惨敗だけど明らかに悪い馬場を気にしていたし、それなりに度外視出来るだろう。
僚馬にリードして貰って、自分から上手く追走出来ていたのは好感。ただ、ジョッキー騎乗なのに、追ってからは手応えほどは伸びなかったな。先着企図に感じたけど、少し遅れてしまったし、動きとしては少し今までよりは見劣るかも。レースで普通に強いのでマークは外せないけど、追い切りでは少し見劣った。
59点
レアリザトゥール
※追い切り映像は無し
1勝クラス12着。インコースをずーっと走っていて折り合いもまともだったのに、4角でバテで直線も全く伸びず後退だけだった。能力的に不足しているとしか思えず、ここは厳しいと思う。
ロールオブサンダー
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F55.1 3F40.2 2F25.8 1F12.3
京成杯7着。逃げ馬でスタートからダッシュが速く、ハナに立つのは比較的スムーズ。毎回上手い道中になるけど直線はそれほど頑張れておらず能力的に高いとは思いづらい。スローになれば前で頑張れそうな馬場状態だし、ノーマークには出来ないと思う。
終い伸ばしの追い切りをしてきた。逃げないのかな?馬も200m付近から自発的に動いていた様だし、最終だけでなく、ここに至るまで末脚を伸ばすスタイルで追い切りをしてきたのかも。後方からどうかと思わなくもないけど、陣営も勝算あっての事だろう。今回は逃げないと思う。
50点