アドマイヤマーズ、アーモンドアイ、インディチャンプ、ヴァンドギャルド、グランアレグリア、クルーガー
安田記念2020の追い切りについて所見を述べていきます 1/3 by アラシ
アドマイヤマーズ
栗東 CW 良 水曜日 単 強め
6F80.2 5F64.5 4F50.0 3F36.4 1F11.6
香港マイル1着。掛かって吹っ飛ぶの怖い馬ではあるけど、香港マイルでは馬群に入れて良く我慢してタメを作れた。あれくらいの精神状態なら直線で不発に終わる事はなさそうだから、追い切りで良くテンションを見極めたい。
脚の回転が速く、折り合い面でどうかと言われるとちょっと掛かるかな?と思ってしまうけど、背中も高く上がっていて後肢が踏み込めているので、フィジカルは凄く良く見える。折り合い一つと言う状況だろう。もう少しユッタリ感があれば安心できたんだけど。
76点
アーモンドアイ
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
5F66.5 4F51.8 3F37.9 1F12.4
ヴィクトリアマイル1着。好スタートから先手の外を通って優位に運べた。追い切りで感じたほど折り合い難は見せずむしろ、手元が緩い位の雰囲気で運べておりスムーズにレースが出来た。これまで戦ってきたメンバーとは格が落ちていたにせよ、圧巻の走りで当然ここも脅威。
一回使った分か体が動いてきており、前を抑えている時は前回よりも後肢の踏み込みが深く入っている。直線入って一気に行く所が折り合いを心配にさせるけど、それで前回は全く問題なかったし大丈夫なハズ。トータルで見ると前回以上に動けている事になるし、当然楽しみ。
86点
インディチャンプ
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 強め
4F51.6 3F37.4 2F24.7 1F12.7
マイラーズカップ1着。貫禄の勝利と言う内容で、開幕週の1枠を利してロスなく立ち回った上に、直線早々フリーになっている等、展開面まで完璧だった。ハミとケンカになると所が無かったし、ロスなく回れたのも相まって終いあれだけ伸びるのもうなづける。
時計も速いし、追ってグイグイ伸びているのも好感度が高い。前回同様、この馬にしては掛かる気配が少ないし、心身共に良いデキにあるんじゃないかな。今まででは心配要素は一番少ないと感じる。
89点
ヴァンドギャルド
栗東 CW 良 水曜日 単 強め
4F54.7 3F39.5 1F12.7
マイラーズカップ3着。ゲートが開く直前に何かに驚いて駐立が乱れた所でスタートが切られてしまい、大きく出遅れた。後はハラを括って岩田望来騎手がタメに徹してガッチリ抑えたのはジョッキー判断。抑えた分、末脚を引き出した側面はあるし、次にも繋がるレースはしていたので評価して良い。
追い切りでハミを取る馬ではあるけど、今回は取りすぎで折り合える雰囲気がなかった。タメが作れてこその馬だしこの気配はどうかな。追ってすぐに伸びている気勢だけは加点材料。
65点
グランアレグリア
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
6F80.8 5F64.8 4F51.1 3F37.8 1F12.4
高松宮記念2着。直線で隣にいたタワーオブロンドンの出方を待ったのか、若干仕掛けが遅れた。結果論ではあるけど、あれさえなければと言う決着に。道中で折り合いは今まででは一番ついていたし、精神的にようやく普通になってきたのかも。手控える競馬であれだけやれたのだから今後も楽しみだし、距離も延ばせそう。
前に僚馬を見て回って来たから、この馬の場合直線でガンっと行ってしまうかと思ったけどね。鞍上の指示を待って確り我慢出来て、じっくり伸びて上手く併入出来た。このテンションならマイルでもタメは作れるだろうし、充実一途じゃないかな。末脚はかなりある馬だし、2番手で検討可。
94点
クルーガー
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F52.6 3F37.8 2F24.4 1F12.0
ダービー卿CT1着。昔と違って馬群で競馬が出来る様になってきており、後方一辺倒だった2~3年前に比べれば馬っぷりはまとも。落ち着いたきた分、以前みたいな爆駆けはなくなったけど、先手からある程度伸びており良い傾向が出ていると思う。
ハミの取りが程よくなってきており、無駄な緊張も無くなった分で関節が広く使えておりストライドが伸びている。レースで感じたのと同じで爆駆け要素は消えたけど、今なら崩れず走れそう。後は地力でどこまで。
78点