ケイアイノーテック、ストーミーシー、セイウンコウセイ、ダノンキングリー、ダノンスマッシュ、ダノンプレミアム
安田記念2020の追い切りについて所見を述べていきます 2/3 by アラシ
ケイアイノーテック
栗東 坂路 良 水曜日 単 強め
4F52.6 3F38.0 2F24.4 1F11.8
京王杯SC6着。2番上りの32.5秒を繰り出してよーいドンの勝負に参加できるようになるなど、引き続き動ける状態になってきており馬っぷりは向上一途。以前の様なズブさはほぼ無く1戦毎に良化を感じるね。ここではさすがに厳しいだろうけど、脚力を示せれば。
思ったよりハミを取れておらず重心が浮ついていたのがどうか。最近は追い切り・レースとも走っているだけに、こうフワつくとどうかな。仕上げようはもっとある気がする。良くない時のこの馬の状態っぽい。
24点
ストーミーシー
※追い切り映像は無し
京王杯SC7着。直線で全力を発揮していた様に見えたけど、33.0秒が出せる最速だったみたい。スローのよーいドンは向かないかもね。とにかく中団でタメてそれなりの脚、と言う馬だから、ここで通用するイメージは沸きづらい。
セイウンコウセイ
美浦 南W 良 水曜日 単 馬なり
5F68.4 4F53.3 3F38.6 1F11.5
京王杯SC5着。スローの前目で折り合いもほどほどの競馬をするも、よーいドンになりすぎてキレ負けした。もうちょっとペースが速い方が粘り比べに持ち込めるし良かったんだろう。昔ほど折り合いに苦労はしていないし、力自体は出せるハズ。ゆったり目のペースなら多少の目も。
ハミがっつだけど、良くも悪くもこの馬らしい動き。前に進出させてオーバーペースで気分よく運ばせてどこまで粘れるかの競馬をすれば良いんだ。それでうまく行けば、多少の目は。
30点
ダノンキングリー
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
6F81.3 5F64.9 4F50.7 3F37.4 1F12.2
大阪杯3着。序盤誰も推さなかった分、逃げに行こうと決めたのはゲートを出てからだろう。折り合い重視でハミを当てたくないのもあったのかも。実際今までで一番折り合って進めていたと思うし、競馬としては上々だった。直線で追い掛ける対象が無かったせいか、ハミの取りもイマイチだったしやはり前に何頭かいた方が良いんだろうね。
これもう絶対掛かるだろって雰囲気でハミとコミュニケーションが取れておらず、追ったら追ったでハミがハマらずもへーっと走っていた。今までで一番悪く見えた部類で、あとは地力に期待するしかない。メンタル的にどうか。この日たまたま機嫌が悪かっただけだと良いけど。
10点
ダノンスマッシュ
栗東 坂路 良 水曜日 単 強め
4F52.5 3F38.6 2F25.1 1F12.5
京王杯SC1着。逃げの手に出るも掛からず、手綱を引いた所で減速していたのは見て取れたし、噛みながらも折り合いがついた分、ペースを落として馬場も味方につけて優位に運べた。ただ、逃げの手に出たのがここでどう出るか。距離も守備範囲かどうか。
気持ち前進気勢が抜けている分か、時計がコンマ1秒遅れていた。ただ、がっついて行かれても困る馬なので、これ位のテンションがレース前に丁度良いと判断。本番は普通に昂ってくるだろうし、こなしの軽さを評価して点数はそこそこに。
74点
ダノンプレミアム
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F52.5 3F37.5 2F24.3 1F12.3
オーストラリアのQES3着。外々を回って横綱競馬に持ち込もうとしたもののインのい先手から伸びた勝馬に離された。勝馬が強かったレースだった。日本馬の苦手とする芝の剥げやすい馬場コンディションも伸びに影響していた様に見えるが、どうか。
ハミ取っていないけど、これより更にハミを取らず肩ㇺチ使っても我関せずだったマイルCSでは2着に来ているのであんまり気にしても仕方ないのかも。淡泊な雰囲気でも時計は普通に速いし、フィジカル面は引き続き評価。
72点