アディラート、アナザートゥルース、アルクトス、ウェスタールンド、エアスピネル、サトノティターン
エルムステークス2020最終追い切り所見 1/3 by アラシ
アディラート
札幌 ダ 重 水曜日 単 強め
5F66.1 4F51.2 3F37.5 1F12.0
マリーンS3着。出負けから後方になって向こう正面でマクりを敢行するも体力を使い切ってしまい、最後突き抜けきれず3着まで。いつも4角で良い位置に来るんだけど、そこから脚を発揮できない。パンチが弱いタイプで勝ち切るとなるとどうか。
ハミ取りが今一つで、鞍上に何度かムチで促されていた。速度は出ているし、止める気配もないけどもう少し上のギアがあってもよさそう。頸の躍動が狭い分がストライドに影響してそう。
60点
アナザートゥルース
札幌 ダ 重 水曜日 併せ 強め
5F66.1 4F51.2 3F37.5 1F12.0
アンタレスS2着。前めの内で少し慌てた感じではあったけど、好位から直線も良く伸びており実力は感じる。これまでのレース振りから見ても先手の良い所で競馬が出来るみたいだし、舞台的に合ってると思う。
流石にブリンカー馬だけあって併せて競ってはいないけど、直線向いて自発的に一気に伸びたのは好感度が高い。掛かりそうでもなかったし、この気勢は額面通りに受け取って良いのでは。本番と同じ場で追い切ってこの動きなら楽しみ。
90点
アルクトス
札幌 ダ 重 水曜日 併せ 馬なり
6F81.4 5F65.9 4F51.3 3F38.6 1F12.0
かしわ記念4着。2走前のフェブラリーSは逃げて直線一杯気味だったし、やはりタメを作った競馬の方が頑張れると思う。最後の決め手はもう一つなので、コーナーであまり動かずに直線で一気に動く競馬に活路を。
ゆったりしたフットワークでこの時計ならまずまず。ただ、跳びが大きい所が目に付くし、小回りでの立ち回りは上手くないと思う。抜いた所で手前替えてヤメてたのは良くないね。
54点
ウェスタールンド
札幌 ダ 重 水曜日 単 馬なり
5F72.5 4F56.6 3F41.5 1F12.1
アンタレスS1着。後方待機から一気に決め切った。昔チャンピオンズカップで2着に来た時もそうだけど、基本上位上りを使える馬なのでダート戦とは言えタメて一気の競馬の方が勝機があると思う。ハマらなければそれまでだけど、逆に前が崩れれば。
フォームがバラバラでストライドも縮こまっているけど、元々そういう馬なので気にしても仕方がない。時計も人口的なラップを追う事なく刻んだし、テンション共々、陣営の思惑通りと言った所だろう。見映えはしないけど、この馬なりに順調なんだろう。
71点
エアスピネル
札幌 ダ 重 水曜日 単 馬なり
5F73.9 4F57.1 3F41.6 1F12.6
プロキオンS2着。この馬らしい好位からの競馬で、勝ちパターンに持ち込んでいた。十分初ダートで戦えていたと思う。ただ、勝馬の決め手が凄すぎたね。まともなダート重賞なら勝っていた内容だし、器用さを要求されるこの舞台で再度期待。
前を向かせずヒートアップを防ぐ回り方をしていて、前走時同様折り合いを意識した調整だった。レースでは普通に折り合っているし、前回と似たこの仕上げで恐らく問題ないはず。前回も見せ場十分だったし、圏内は普通にありそう。
76点
サトノティターン
札幌 ダ 重 水曜日 併せ 馬なり
5F69.1 4F53.3 3F39.0 1F12.4
スレイプニルS3着。以前は巨漢馬でハミを噛む馬で道中御せなかったけど、ここに来て馬が落ち着いてきており過分なヒートアップは無くなった。ただ、それがノンビリする巨漢馬らしさにもつながってしまっており、今はどちらかと言えばズブ馬の部類。
やはり以前ほどではないけど、ハミの引き込みは追い切りを見る限りまだまだ強いね。これがある種最後の伸びに繋がっていた所はあると思うし、好気配と判断。やはり体が大きい分、小回りをどこまでこなせるかだろう。
59点