タイムフライヤー、ダンツゴウユウ、ハイランドピーク、ヒラボクラターシュ、リアンヴェリテ、ナイママ
エルムステークス2020最終追い切り所見 2/3 by アラシ
タイムフライヤー
札幌 ダ 重 水曜日 併せ 馬なり
5F73.4 4F56.9 3F41.3 1F12.6
マリーンS1着。前走はペースが流れ気味だった分か、折り合いはついて回れていた。2走前は折り合いを欠いて終い伸びられなかった分があるので半信半疑。タメさえ利けば末脚は確実だけど、そう上手く運べるかはレースによる。
馬具が邪魔で表情が見えなかったけど、手綱が割と強く張っており折り合い面に綻びは感じる。レース中も追い切りと同じくらいのテンションで我慢が利けば終いも使えるだろうけど、実戦ではま気の乗りが変わるから…。無観客はプラス。
51点
ダンツゴウユウ
※追い切り映像は無し
大沼S1着。中団から一気に追って最後まで突き抜けた。馬場が締まっていた分もあるかな。今までそんなに鋭い脚を見せた事はないし、OP2勝とは言え、重賞で決められかどうか。
ハイランドピーク
札幌 ダ 重 水曜日 単 強め
5F65.7 4F51.6 3F38.5 1F12.8
大沼S3着。前でも中団でも終いで見せ場が作れず、いつも4角良い所にいるという馬で終わっている。ジリジリ無駄に脚を使うとどんどん直線で動けなくなるだろうし、一撃を狙って4角まで完全待機など思い切った作戦なら。
ヒートアップしてしまい体が硬くなってストライドが開いていなかった。直前の追い切りとしてはあまり良くない部類だね。呼吸も浅そうだしこのテンションで出てきたらまず持たないだろう。
16点
ヒラボクラターシュ
札幌 ダ 重 水曜日 単 強め
5F65.2 4F51.9 3F39.3 1F12.8
日本テレビ盃6着。JRAでの直近走は昨年のアンタレスS8着。普通に回って普通に直線後退と言う感じで、道中は至ってまともな運びなのに直線でバテ感が出て動けない。実力が足りていない感じで、これ以上となるとどうか。
直線向いても自分から動かないし、追ってもグンっと行くところはない。この時計でやれなくなっている感じでちょっと馬に走る気持ちが入って来ていないな。レースでどう、という気勢ではなかった。ここが起爆剤になればという感じじゃないかな。
9点
リアンヴェリテ
札幌 ダ 重 水曜日 単 馬なり
5F70.1 4F54.0 3F40.2 1F12.8
マリーンS13着(1番人気)。出ムチをくれてまで逃げに来る単騎逃げ本領の馬。前走も出ムチ連打でハナを狙うも行き切れずハイペースで4角バテになるハマらないレースになってしまった。楽に単騎で行けるかどうかでだいぶ違いそうだね。
この手の馬では珍しく終い重点。前週のコントラチェックがそうだったけど、こういうスタイルで追い切る馬は大概手控えようとする。出ムチが必要なほどの馬が果たしていきなり控えて器用に回れるかね。案外やれるって事はままあると思うけど、そう思える根拠は見た感じない。
47点
ナイママ
札幌 ダ 重 水曜日 併せ 馬なり
5F70.5 4F55.7 3F41.2 1F12.5
五稜郭S1着。掛かりながら我慢させての2番手追走から、4角~直線とあまり止まらずに粘り切った。ただ、後方勢からはかなり迫られていたし、勝ったとはいえ手応え一杯で重賞で見込めるかとなると疑問符。ダートは以前走っていたし、心配はしていない。
他馬のいないかなり太陽の高い時間にやってる所を見るとやはりここも折り合いに警戒が必要で、特に逃げる必要があるだろう。同型が少ない以上チャンスはあるだろうけど、地力面はどこまでか。主観的レベルだけど、一蹴りでの進みも気持ち遅い感じを受けた。
58点