【毎日王冠2020】 最終追い切り所見
アイスストーム
栗東 CW 良 水曜日 単 強め
6F82.2 5F66.2 4F51.6 3F38.3 1F12.0
新潟記念12着。折り合って運んでいたし、ムチに反応して伸びていたけど、ハミを取っておらず、四肢だけでの走りだった上に競る所もなかったのでナリの着順になった。気持ちの乗せ方次第だと思う。馬が本気を出していない。
追い切りは走る馬なので、これがレースに繋がれば。追って1~2完歩で沈んでいたし、反応も良いんじゃないかな。折り合いもこの気配なら問題なさそう。良い部類に見える。
74点
カイザーメランジェ
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 馬なり
4F55.1 3F39.9 2F25.8 1F12.5
セントウルS10着。ほぼ普通に回って直線キレ負けの10着。ただ、このレース後に骨折が判明したし、途中まで手応えありそうな気配だった分、割り増しは出来るかも知れない。短距離馬を中距離で使うなら久々でもついては行ける気がする。後は実力がどこまでか。
時計が緩いなりに自分から動けているし、まずそれなりの動きはしている。馬場が良い時間にやったのは脚元に対する配慮なのかな。あまり我慢が利いていないけど、長期休み明けならこれ位のテンションのが良いかも。
61点
カデナ
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F53.9 3F39.3 2F25.9 1F13.1
新潟記念6着。32秒台の上り勝負になってしまったので、後方で若干追い遅れた分致し方ないだろう。折り合いはバッチリついていたし、鋭い脚も使っている。今回のメンバーだったら十分好走出来ると思うよ。
毎回右手前に戻した所で浅くなる馬で、今回は手前を戻すのがいつもよりかなり早かった。前進気勢という点でこの動きはどうかな。追って動いていないし、今回は良く見えない。
33点
コントラチェック
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
5F69.8 4F54.9 3F40.3 1F12.9
クイーンS10着。序盤から出負け気味でそこから出してのハイペースになるとさすがに苦しい。あのペースで終始掛かかり続けてどんどん前に。やはり単騎で行かせないとダメ。今回は逃げられそうだし、馬場も良いだろうからどハマりに注目。
時計は手応えなりに出しており、速いと感じる。僚馬につっついて貰ったのは他との兼ね合い対策かな。多頭数になるとどうかだけど、追い切りで併せている分には平常心は保てているし、悪くはない。
71点
ザダル
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
5F70.6 4F54.1 3F39.6 1F13.4
関越S1着。3歳時に比べると折り合いがマシになって来ており、タメが作れる様になった分終いで伸びる脚が発揮できる。タメて一気の競馬で活路を。早仕掛けに付き合わされるような展開になると毎回最後で止まってしまうので、府中の開幕週は適鞍かもしれないな。
馬が行きすぎな所もあり、やはりちょっと折り合い面で心配が残る。開幕週で走り易い馬場状態は悪い方に出そう。併せてもそこまで競っていないし、もう一つな気配。
40点
サトノインプレッサ
栗東 CW 良 水曜日 単 強め
6F82.1 5F66.8 4F52.5 3F39.4 1F12.3
日本ダービー4着。折り合い欠いて飛ぶと思ったんだけど、馬群内の最内でキチンと折り合っていた。一度折り合ったから万全って事にはならないだけに距離短縮・少頭数はプラス。気性的に前に出しづらいだろうから、後方から届く流れが必要か。
追い切りは良く見えない馬ではあるけど、前回とはまた違った意味で悪く見えた。一蹴りでの進みは良くなく、追っていた割には時計が冴えない。ハミにモタれてモヘーっとしたフォームなのもどうか。
37点
サリオス ※一週前追い切り
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
5F65.5 4F51.0 3F37.1 1F11.8
日本ダービー2着。外枠で様子を見ながら出して行った上に、1角まででインに潜れず、結果外の後方からという不利な位置取りになってしまった。ロスを被って直線だけの競馬でダービー2着なら大したもの。乗り方から察するにもう短い距離の方が安心できるんだろうと感じた。
トラックコースのイン回りだったので時計が良いのは参考外。コーナリングの感じから左手前の方が走りそう。上期に見られたハミを銜え込むほどの気配は感じなくなったし、抑えられなくなった分、体のこなしがスムーズになっている。一週前の動きとしては十分高水準。
90点
サンレイポケット
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F52.0 3F38.0 2F25.2 1F12.6
新潟記念3着。中団で折り合いがつく馬で競馬が上手い。速い脚も持っている様だしここも通用はすると思う。崩れにくいタイプの馬で堅実駆けしてくれそうだし、相手としては検討しやすいかもね。
馬場が良い時間にやったとはいえ、52.0秒をこの手応えで出せるのなら時計は引き続き十分速い。変なクセは相変わらず感じないし、実力は出せるんじゃないかな。末脚は持っている馬だし、この動きならチャンスも。
79点
ダイワキャグニー
美浦 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F52.0 3F37.6 2F24.7 1F12.2
エプソムカップ1着。後続が35.6秒を使うのがせいぜいの末脚が掻き消される馬場状態で、一気に先手に出た分、展開がハマった。前が思ったより苦しくならない、後続が追っても追っても速度が出ないと言う特殊な馬場状態を味方につけて粘り切った。展開分は大きいと思う。
ハミは噛んでいるけど、いつもこういう馬。今回少し右に張られていたのは気になるね。追って走っているのはこの馬にして珍しいし、掛かるこの馬を追えているのは良いサインと判断。
76点
ワンダープチュック
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 馬なり
4F53.2 3F39.0 2F25.3 1F12.6
長岡S1着。序盤で脚を使う展開になった割には終いも頑張って伸びており、見どころの勝ち方ではあった。ただ、3勝クラスで勝味一杯という状況だったし、このメンバー相手でどこまでやれるか。奨励金狙いかもな。
最後ちょっと重かったけど、乗ってた人が明らかに太っていたし、若干ビッコ気味だったのもご愛嬌だろう。追って走れていないけど、乗り手がもっとコンパクトで軽ければ違っただろうし、及第点か。
60点