毎日王冠2020回顧
サリオス
毎日王冠1着。スタート良し、折り合いほぼ良し、終い良しの3拍子揃った競馬で、完成度の高さを見せつけた。巨漢馬故にズブい所を出していた春先だけど、休み明け緒戦でもそういう所はほぼ見せなかった。道中、手綱が許容範囲ギリギリまで緊張していた辺り、まだ折り合いに万全でない所はありそうではある。
サトノインプレッサ
毎日王冠10着。立ち上がってゲートを出るのは毎度の事で、これは秋になっても全く進歩していない(というか悪化した)。仕草からゲート内で馬がワザとやっている可能性もあるし、ちょっと難がキツそうだな。どちらにせよゲート内の駐立がすこぶる悪く、出遅れは今後もかなり警戒せざるを得ない。
返し馬からしてそうだったけど、レース中、後方で掛かっており呼吸・心拍数が増大していた分、無駄な消耗を招き直線はサッパリ。
上手く行かないと厳しいね。今日はパドックからして目を見開いて怒っていたし、久々だとこの馬はこんな感じかもしれないな。ここを叩いてガス抜きされていれば。
ダイワキャグニー
毎日王冠2着。去勢分もあるだろうけど、序盤からあれだけガンガン出して行ったにも関わらず途中で手控えて雰囲気を乱さず進めたのは大したもの。ああいう乗り方をすれば大概の馬は収拾がつかなくなってチグハグになりそうなものだけどね。
お陰でムダな消耗は最小限に抑えて、馬場状態も味方につけて直線は粘りが利いた。気持ちは程よく落ち着いた様だし、これは去勢がハマった感じはするね。