アクセスランキング 【菊花賞2020】 最終追い切り所見  元馬術選手のコラム【競馬】

【菊花賞2020】 最終追い切り所見  元馬術選手のコラム【競馬】

【秋華賞2020】 最終追い切り所見

アリストテレス

栗東 CW 良 水曜日  併せ 強め

6F82.8 5F67.5 4F52.5 3F38.3 1F12.1 

小牧特別1着。走りにあまり積極的ではなく、追われても叩かれもハミを取らず反応が希薄。物見をするんなどとにかく集中力がない。フワついた気配な分、3000mの消耗し合いになれば体力勝負で残してくるかも。

頸の躍動幅は狭いけど、馬自身は自発的に動けている。決め手が使いづらいフォームではあるけど、手綱をタマゴを握るような握力で御せており、好感度は高い。

70点

アンティシペイト

美浦 南W 良 水曜日  併せ 強め

5F67.7 4F53.2 3F39.2 1F12.8 

阿寒湖特別1着。ハミの噛み込みがキツめな所があるけど、引けば譲ってくれる馬で3000mの方が向いていそう。脚は持っていないしとにかくスタミナ勝負で。ある程度ペースが流れた方が着順は上げられそうに見える。

追い切りは後肢も入って来ていないし、フォームもバラバラ。気持ちが乗っている分で余計バラっとしてしまうね。消耗しやすいフォームで3000mはどうか。

21点

ヴァルコス

栗東 坂路 良 水曜日  単 馬なり

4F57.4 3F41.3 2F26.6 1F13.4

セントライト記念5着。持ち前のズブさを全面に出し、とにかくエンジンの掛かりが悪かった。3角から動こうにも動かず、三浦騎手が座骨で推すという珍しい光景すら見られた。ムチにも反応しきれていないし、やはりここを叩いてピリッとしてくれば。

一週前に追っている分か、明日また負荷をかけるつもりなのか分からないけど、この馬の浅追いはちょっと個人的には理解しづらい。時計を出して気勢を乗せて出てくると思ったんだけど…。肩ムチが入ってもピリッとしない13.4秒だし、ズブさが増したようにしか見えない。

5点

ヴェルトライゼンデ

栗東 CW 良 水曜日  併せ 強め

6F84.4 5F67.0 4F51.8 3F37.4 1F11.7 

神戸新聞杯2着。外枠だったため、インに入れる際どうしても後方になったけど、4角回り切るまでタメに徹して、コントレイルのライン後方に位置して一撃を狙っていた。直線は外に出しはしたけど、十分最短経路だったし、枠故に後方になった以外は上手く競馬をしていたと思う。

終いフカしの追い切りで前半抑え気味だった所を見ると、ここも追い込みで来ると思う。僚馬を負かしに競っているし、追ってからも鋭く好気配。ただ、必然的にコントレイルより後ろでの競馬になるだろうし、2・3着はあっても勝ちまではどうか。

86点

ガロアクリーク

美浦 南W 良 水曜日  併せ 馬なり

5F67.3 4F52.0 3F38.1 1F12.9 

セントライト記念3着。手控えてのタメを狙っていた様だけど、序盤からスローになると読んだのか、直後から直ぐに出して行く作戦に切り替えた。結果的に川田騎手の読みは当たっていたし、好判断と言えると思う。どうも今は追ってヘッドアップしてしまいスピード乗りしきれていないな。

一週前を見てもやはり今は追ってヘッドを上げてしまうな。躓きを恐れているのか、あまりにも春と変わっているな。前に進んではいるけど、馬が下というかバランスというか、気にしている感じに見えるよ。

49点

ココロノトウダイ

美浦 南W 良 水曜日  併せ 馬なり

5F70.2 4F54.8 3F40.3 1F12.5 

セントライト記念6着。ハミの噛みが少しキツいけど折り合いは問題なくつく。馬が加減する所があり追って進んでいかない。この馬のバテさせ合いのペースになれば前進はあると思う。前回は惨敗と言う内容だったけど、最後までムチが入っているあたり、やはり出し惜しみか。

気配は淡泊だし、僚馬に抜かれても全く反応していない。どうしてもヤル気の無い所が目立ってしまうね。逆に言えば掛かる心配はないからそこに前進要素はある。乱ペースになればマイペースの食い込みもある気がするな。

ここに関して言えば68点




コントレイル

栗東 坂路 良 水曜日  単 馬なり

4F52.5 3F38.3 2F25.3 1F12.9

神戸新聞杯1着。全くの馬なりでほぼ追わずに後続を突き放して勝ってしまうんだから、この走りの前にはライバル勢もお手上げだろう。ペースが緩かった上に、多頭数の密集帯を走った事もあってか普段よりは噛んでいた。福永騎手がハミを掛け替えて口元を柔らかくしようとしていた位だし、あえてケチをつけるとすればこのレースで見た課題はそこくらい。

相変わらず馬なりで52秒台を炸裂させるなど、積んでるエンジンの違いを見せつけている。前回より軽かった分か後肢が若干ついて来ていないのは気になった。ただ、一週前のCWでは後肢のグリップは利いていたし、平坦な所なら心配は多分要らないと思う。前回の方が動いている様には見えた。

88点

サトノインプレッサ

栗東 CW 良 水曜日  単 強め

6F87.1 5F69.4 4F52.5 3F38.0 1F12.2 

毎日王冠10着。立ち上がってゲートを出るのは毎度の事で、まず出遅れるだろう。レース中、後方で掛かっており呼吸・心拍数が増大していた分、無駄な消耗を招き直線はサッパリ。3000mというイメージはないけどなぁ…。ダービーの時みたいに上手く折り合えば。

この気配は絶対に掛かる。出遅れると思った方がやはり良いだろう。ハミにいつも以上にモタれるなど前進気勢ももう一つだし、ばたばたして前に進んでいないのも前回と一緒。3000mはちょっと出番があるか分からないな。

2点

サトノフラッグ

美浦 南W 良 水曜日  併せ 馬なり

5F66.0 4F51.9 3F38.6 1F12.9 

セントライト記念2着。本番を見据えてか序盤から手控えて折り合いを作る競馬に。ダービーで掛かって負けている分でそういう判断をしたのかなと思った。スローでかなり早めに動いて行っても止まらず、十分強い競馬をしていたと思う。このレースは勝馬が見事だったとしか言いようがない。

馬なりで時計ブレは0.1秒に抑えられており、二週続けて折り合いが付いている所を見せた。この稽古で掛かったんなら馬がどう調教してもダメでしたで良い。距離対策は万全だし、後は持つかどうか。温存が利けば着に来てくれると思うけどね。

98点

ダノングロワール

美浦 南W 良 水曜日  併せ 馬なり

5F67.3 4F52.8 3F38.8 1F12.8

九十九里特別1着。追い脚もう一つで、長距離で実績こそあるけど道中の運び・呼吸は少し荒げている感じで3000mと言うイメージは無い。他馬が止まる展開で上位に来ており、やはり体力勝負に頼むか。

折り合い重視の追い切りで、67.3秒は67.5秒の計測ブレだと思う。僚馬に煽られても我慢はしていたし、この馬も人事は尽くして出てくると思う。やれるだけやってくれるとは感じた。

73点

ターキッシュパレス

栗東 CW 良 水曜日  併せ 強め

6F83.9 5F67.4 4F52.4 3F38.0 1F11.7 

神戸新聞杯5着。ロスを被る展開になってしまったので、終いの伸びがピリっとしきれなかったのは馬の実力も考えれば仕方が無いと思う。ずっと外々回して来て、最後まで脚勢を維持して入線しているんだから頑張っている。ここもインに潜れれば前進もあるかも。

初めて追い切りを見る馬だから何ともだけど、ヘッドが高いせいで追ってグンっと行っていない。重い感じの動きでもあるし、動いてるのかな。ちょっとそうは見えない。

30点

ディアマンミノル

栗東 CW 良 水曜日  併せ 強め

6F83.1 5F66.4 4F51.7 3F38.4 1F12.3

高雄特別1着。ここ2戦、インを回れる競馬に恵まれており、ハマって連勝している感が強くちょっと大きくは評価したくない。追ってそこまで弾けないのは3000mで大きく気にしなくて良いかもな。折り合いはついているし、3000mは恐らく大丈夫。

ちょっと左前に沈む所があるけど、気にしてもし仕方がないだろう。時計なりに動いてはいるし、あとは実戦に行って実力が伴っているか。ついて行けるペースになればこの動きなら着に来てもおかしくは無いと思う。

74点




ディープボンド

栗東 坂路 良 水曜日  単 馬なり

4F54.0 3F38.6 2F24.9 1F12.3

神戸新聞杯4着。一気に行ける決め手はないので、前々から押し切る競馬にするしかない。1角までに前にいて折り合えれば距離は多分大丈夫。ここまでしぶとい成績を残しており、スピード勝負になりにくいここなら温存が利けば。

気配がユッタリしているのは引き続きで3000m前なら好感出来る。脚勢いのワリに時計は出ていない気がするけど、登り坂の向い風だった様だし、こんなモンかも知れないな。まず心配いらないと思う。

79点

バビット

栗東 坂路 良 水曜日  単 馬なり

4F55.7 3F40.6 2F26.3 1F13.0

セントライト記念1着。外に逃避気味、手前は殆ど不揃いと言うバタついた運びでも終い止まらずに逃げ切った。気分よく逃げられればという事だよね。菊花賞では好き好んで逃げてくる馬もいないだろうから、よりハナは切りやすいかも知れないな。

一週前に併せ馬で吹っ飛んだし、やはり他馬との兼ね合い。併走するとスイッチが入る様なのでハナで単騎が絶対条件。最終は他馬のいない時間にゆったりさせてあげたもので、この入り自体は賛成。展開次第。

69点。コントレイルを負かせる可能性が一番高いのはこの馬だと思う。

ビターエンダー

美浦 南W 良 水曜日  併せ 馬なり

5F66.6 4F52.8 3F39.2 1F12.5

神戸新聞杯11着。インをロスなく折り合って運ぶも、ムチが入った所で減速に転じてしまいそれまで。脚も前伸びしておらずバタバタだったし、どうしたかな。元来競馬の上手い馬だし、叩いた事で気持ちが入って来てくれれば。

この走りで何で前回ダメだったんだろう。前回同様、軽いステップで好時計、折り合いの気配も良く、鞍上の指示を待って前進気勢を蓄えられるテンションで出来は絶好に見えるんだけどな。オッズを落として来るなら迷わず買い。

90点

ブラックホール

美浦 南W 良 水曜日  併せ 強め

5F65.1 4F50.2 3F37.4 1F12.5

札幌記念9着。気難しい馬でダービー等、上手く乗ったレースでは好手応えで直線伸びてくる。どういう条件なら走ってくれるかは分からないけど、前回は全く勝負所でハミを取らずヤル気を出してくれなかった。仕上げや機嫌、当日の気分次第の所があり読めない。

時計はガンガンだしたけど、肩ムチ連打した事からも分かる通り決して自分からは走っていない。この血統らしい所が出て来ているね。もう当日の機嫌が良いのを祈るしかない。輸送させたくない馬だけど、こればっかりは。

??点

マンオブスピリット

栗東 CW 良 水曜日  単 強め

6F89.0 5F71.5 4F55.3 3F41.1 1F12.7

神戸新聞杯9着。意図的にか後方で待機している。他馬を気にするとかあるのかな。レースではあまりそう見えないけど。脚はそこまで持っていない様子だし、前が崩れないと厳しい。折り合いを欠いた所は見た事ないので、延長はプラスのハズ。

一週前に三頭併せの真ん中をやっているけど、馬に挟まれると物見をしてカチ負ける。中団に入れて気を散らせるくらいなら後方待機で展開に祈った方がはるかにマシだろう。逆に言えばハマりさえすれば雪崩れ込んで来る可能性はあると思う。

40点

ロバートソンキー

美浦 坂路 良 水曜日  併せ 強め

4F52.4 3F38.9 2F25.6 1F12.6

神戸新聞杯3着。終始コントレイルの後方を尾行する妙味のある騎乗だった。コントレイルは序盤からずっと外に出したそうだったけど、各馬が壁になって出れらず結局インを回る競馬になった。目論見通りコントレイルが抜けて来た所を通って簡単に抜けて来られたし、ワザ有りの3着だったと思う。

馬場の良い時間に強めにやってバテ気味の52.4秒ではまず遅い。余力のない感じで僚馬に遅れてしまったし、掛かって呼吸が荒かったのかも知れないな。神戸新聞杯は加速して登り切っていた所を見ると、かなり見劣るな。

15点







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