【阪神ジュベナイルフィリーズ2020】 最終追い切り所見 3/3
メイケイエール、ユーバーレーベン、ヨカヨカ、リンゴアメ、メルクシオン、ルース
メイケイエール
栗東 CW 良 水曜日 単 馬なり
4F52.7 3F37.9 1F12.4
ファンタジーS1着。今回もガッツリ掛かった。パトロールを見た感じ他馬と併せるとそこでスイッチが入ってしまう様でどうしても突っ走った形に陥りやすい。前回・今回とコーナーでは比較的スムーズに控えられるので、向こう正面の短い1200m戦の方がやはり合うだろう。
コーナリング時にハミが抜けるので、そこに重点を置いて調教して来ている様子。確かに前にクビを伸ばして一気にハミを取る事を考えれば、クビを伸ばしにくいコーナーでなら左のハミを外して気勢を下げられる。この調整でどこまで馬がハミへの執着を薄くしてくれているか。前回よりはハミ抜けは出来ている。
76点
ユーバーレーベン
美浦 坂路 良 水曜日 併せ 馬なり
4F52.9 3F38.6 2F25.1 1F12.5
アルテミスS9着。中団からイン突きに賭けるも前が開かず、手応えもうひ一つで9着まで。前が開いてからは差を詰めていたし、そこそこの見せ場は作った。左回りは結構モタれる様だけど、右はこれまでのレースを見る限り多分大丈夫。
馬なりでこの時計なら悪くないんじゃないかな。僚馬を意識して自発的に伸びているし、落ち着いてもいて気配は良いよ。やはり右に手綱を張られており左回りはモタれる様だね。今回は右だし問題ない。
74点
ヨカヨカ
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F55.0 3F38.8 2F25.0 1F12.5
ファンタジーS5着。出遅れてしまい、得意の逃先に持ち込めなかった。ハラを括って先団待機から4角外で抜け出しを図るも追ってピリッとせず。出遅れリカバリ分もあるだろうけど、まず脚が無かったと言った感じ。今回はスタートの失敗が全て。
前回に続いて、脚勢が急いでいるワリに時計が遅い。四肢だけのバラっとした走りになってしまっており良い馬と見える要素が少ない。走るとしても地力一つでの競馬になると思う。
20点
リンゴアメ
美浦 南W 良 水曜日 単 馬なり
5F69.8 4F54.6 3F40.2 1F12.9
京王杯2歳S12着。好位競馬で直線も早々に前が開いていた。ムチを何度も使われて頑張ったけど、一杯になると頭を上げて手応えが抜けてしまっており、まだまだ緩い。坂でも止まった感じだったし、どうかな。
線が細く、フットワークに力感は感じない。馬場が思いっきりぬかるむ不良馬場でサクサク行けそうな感じはするけど、予報からまず晴れだろうし、どうか。
2点
ルクシオン
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 馬なり
4F53.2 3F39.1 2F25.7 1F12.9
福島2歳S1着。馬場さえ良ければある程度やれるかも知れない。2戦前に馬場の悪い所でノメってた。前走は大外を回して直線の短い福島でゴボウ抜き勝ちで強さを示した。前回のイメージで後方待機で競馬をすれば展開がハマれば。
乗り手が重い中での坂路だったので、時計が冴えないのはご愛嬌で良い。それでも僚馬よりも手応えが良かったし、53秒台前半でも苦しそうでは無かったし、能力はあると思う。直線一気の競馬が面白いと思うけど、器用な位置で競馬をしても大丈夫なハズ。チャンスはある。
81点
ルース
※追い切り映像は無し
サフラン賞3着。序盤からおっつけっぱなしで、中山1600mの外々でロスも多かった。脚質的に早めに動かざるを得ない分、脚を取っておけず最後に止まった。4戦目だし、行きっぷりが良くなっていれば多少は。