阪神ジュベナイルフィリーズ2020 回顧
ソダシ
阪神JF1着。絶好のスタートからほぼナリで好位が取れた。道中、前と隣を追い掛けようとして掛かり気味になるのはいつもの事で、ここは吉田騎手だからこそ冷静に対処出来ただろう。直線で馬の間を躊躇なく入れたし、抜けた所で残り200m手前も替えて再加速。
一旦サトノレイナスに抜かれた所で危なかったけど、ユーバーレーベンが外から来た分もあって、もう一度闘志に火が付いた。まともな馬なら余力のない終盤の終盤で、ああまでは頑張れない。クラシックに向けて、完成度の高い競馬をしていたと思う。
サトノレイナス
阪神JF2着。出遅れさえなければという内容ではあったけど、出遅れは常連で、これが1着2着の実力差と言う事になる。隣の枠でソダシをマークしやすかった形勢で、出遅れリカバリからは絶好の位置が取れていたと思う。最後はソダシを交わしてまず勝つ競馬だったんだけどね。あそこで返されたんなら相手を誉めるべき。
メイケイエール
阪神JF4着。内にいた17番フラリオナにぶつけられて加速がつかず後方になったのは響いた。ドツかれたという事は五分には出ていたんだろうから、まぁ不運だった。
前回以上に武騎手が他馬と離れた所に持って行って折り合いをつけていたし、やはりヒートアップするのは他馬由来なんだろう。
大外誘導していた以上、コーナーで外回しになるのは覚悟の上なんだろうし、最後止まったのはその分と、序盤立ち遅れロスの分だろう。ハマれば勝てそうな競馬をしていた様にも見えた。