アクセスランキング フェブラリーS2021 回顧 【元馬術選手のコラム】

フェブラリーS2021 回顧 【元馬術選手のコラム】

フェブラリーS2021 回顧




カフェファラオ

フェブラリーS1着。インコースを利して内を丁寧に回った。途中、当てられたりしてもあまり馬も落ち着きを失わず走れていたのも偉かった。3角で早々に外が開いていたにも関わらず、インビタに徹した判断も見事だった。前が人気薄だったから、早めに外に出したい圧を受けそうだったけど、ここで待てるのは百戦錬磨の度胸だろう。外から蓋をされる心配がなさそうってのもあったと思うけどね。あそこで内を明け渡していたら、2・3着馬の進路を開いていた事になったからヤバかったと思う。

最短経路を通っての競馬だし、この大一番で人馬とも最高の競馬が出来たと思う。

エアスピネル

フェブラリーS2着。完全な一撃狙いで、スタート直後からインに張り付いて、直線に入るまで全く追わない穴騎乗だった。カフェファラオが直線で抜けた所を上手く出して追うも、壁を捌くのが遅れて追い遅れ。

もしこの馬のタイミングで追えていれば金星もあったかも知れないね。ハマり切らなかったけど思い切りの良い競馬でかなり良いレースが出来たと思う。

ワンダーリーデル

フェブラリーS3着。序盤からインに入れて、直線まで全く追わない穴狙いの競馬に徹した。今までこれで善戦している馬だし鞍上も狙っていた感じだったね。カフェファラオをマーク出来たのはたまたまと言う感じで、特に意識していた馬はいなかった見たい。

ワイドファラオをパスする時に少し待ったくらいで、それ以外は全般完璧に近い競馬が出来ていたと思う。無駄に消耗させなければ直線でやれるし、今後も狙って欲しいね。

レッドルゼル

フェブラリーS5着。外枠からで思うような位置取りが出来ない中、コーナー進入までに3頭分目くらいの位置まで潜れたのは上手かった。末脚勝負を企図してどうしても位置取りはくれてやる競馬になりやすい。3角~4角と他馬が行った所で良く待ったけど、流石に開くのが遅れた。前を走ってたのは人気薄の12番だったし、やはり位置取りがシブかった。

インでハマった上位馬達に直線だけの勝負でここまで上げて来ているし、内容は良質。もう少し馬場が締まってくれた方がありがたいだろうね。

インティ

フェブラリーS6着。序盤から手綱を控えており、後方策は最初から狙ってのものだろう。寄せやらキックバックやらで進みが悪くなってしまい、恐らく希望よりかなり後ろでの競馬になったと思う。逃げ馬をぶっつけ本番で控えさせたらこんなモンじゃないかな。

それでも前進気勢を失わず良く直線伸びていたし、次回も試してみる価値はあるんじゃないかな。

アルクトス

フェブラリーS9着。外回して4角も早めに動く、勝馬と対象的な王者の競馬に出たのが運のツキ。恐らく出走馬の中で最も燃料を使う乗り方だったし、あれでは力が相当抜けていないと勝てない。今のG1でこの乗り方で勝てる馬は早々いないし、もっと積極策に出るべきだったという事だろう。







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