【阪神大賞典2021】 最終追い切り所見 1/3
アドマイヤジャスタ、アリストテレス、キングニミッツ、ゴースト、ショウリュウイクゾ、シロニイ
アドマイヤジャスタ
栗東 CW 良 水曜日 併せ 一杯
6F82.4 5F66.0 4F52.4 3F39.2 1F12.5
小倉大賞典7着。小倉で後方に控えて、直線だけの競馬で重賞を勝つってのは難しい。脚はそこそこの馬だからね。折り合いはかなりついていると思うレースが多いし、色々動じてない印象の馬で、長距離は向いていると感じる。
この日のCWは時計が出るので5F66.0秒はジョッキー騎乗でならあまり評価対象にはならない。少しモタれているし、追われてハミがハマらないのもどうかな。そういう意味ではジョッキー騎乗で追い切ったのはアリだと思う。
40点
アリストテレス
栗東 CW 良 水曜日 併せ 強め
6F82.9 5F66.0 4F51.7 3F38.0 1F12.3
AJCC1着。難なく良いスタートを切って、外から来た馬達を壁にして折り合いを作りながら、しかもロスを完璧に防ぐ最高の騎乗だった。4角上がって行く所でもムチは全く入れていなかったし、苦戦している所はなかった。距離が伸びても大丈夫そうだし、ここでも。
抜け出してもハミを取っているし、直線に入って重心を一完歩毎に下げていく前進気勢など、動きに不安な所が全くない。AJCCの追い切り時は促されていた所が強かったけど、ここはキチンと自分から動いて来ていて菊花賞と同等以上に動けている。楽しみ。
98点
キングニミッツ
※追い切り映像は無し
仁川S16着。2000mの追走で忙しそうだし、2走前にリズムを作れていた3000m級のレースなら少しは。殆どのレースで4角で止まってしまうので、まず見込める所はない。
ゴースト
※追い切り映像は無し
万葉S5着。初の3000mでもそこそこ伸びていたし、長距離自体は問題ないと思う。決め脚を使えるタイプではないし、中距離出るよりは長い所の方が、とはなると思う。ある程度前でも掛からなそうだし、先手に行ければ少しは。
ショウリュウイクゾ
栗東 坂路 良 水曜日 単 一杯
4F51.1 3F37.5 2F24.3 1F12.1
日経新春杯1着。4角で早めに動く穴馬が勝ちに行く競馬で最後まで頑張ってモノにした。最後までムチに応じて馬は伸びていたし、斤量分もあったとは言え強い内容だった。前を追うより後続から来られた方が頑張っている。先行策の方が光りそう。
ブリンカー着用での追い切りの分、前への集中は出来てる。ただ、前回のレース時は後ろから迫られて頑張っているし、ブリンカー馬だけあって後方は気にしてるんだと思う。気性的にもこれくら追った方がガスが抜けて落ち着きそうだし、まず前回以上くらい。
75点
シロニイ
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 強め
4F52.7 3F38.5 2F24.7 1F12.3
松籟S4着。3200mのレースで人気以上の着順で掲示板に乗ったし、勝負所で動かなかった事以外は全般上手い競馬だったと思う。自分から動いてくれる所は無いし、上位は見込めないけど、我慢比べの消耗戦になればまた掲示板もあるか。
僚馬にリードして貰ったけど、差が徐々に拡がってしまい我関せずという内容。やはり長距離は向いていると思う。ただ、精悍で鋭気を内在させて来る上位所にこのヤル気の無さがどこまで武器になるか。
49点