【大阪杯2021】最終追い切り所見 1/3
アドマイヤビルゴ、アーデントリー、カデナ、キセキ、ギベオン
アドマイヤビルゴ
栗東 CW 良 水曜日 併せ 強め
7F97.4 6F81.5 5F66.4 4F52.5 3F38.9 1F12.6
日経賞10着。序盤からスンナリ位置を取ってロスなく進めた。少し噛んではいたけど、許容範囲内だったと思うし、実力の出せる騎乗だったと思う。馬場は気になったかも知れないけど、この日はインはまだまだ伸びていた。単純に実力不足かな…。
僚馬を抜いた所で気が抜けてフワっとしてしまった。まぁ、直線で先頭に立つ確率は低いだろうから気にしなくて良いのかもだけど。少し走らせるだけでこの時計なら、やはり能力はある。どうも性格・気性的な面で全力が出せていない印象がこの馬は強い。
56点
アーデントリー
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F58.5 3F43.0 2F28.1 1F13.7
大阪杯2着。上り競馬の番手で、インを突いて存分に追えた。展開が大ハマりした感じだし、これ以上の目はまず望めない。これが3年ぶりの重賞挑戦だし、いきなりは想像できない。
15.5-15-14.5-13.5と調整ラップ。気負う事なく軽いステップで登れていたし、調整は順調だったんだと思う。後はこの凶悪なメンバーにどこまで食い下がれるか。
60点
カデナ
栗東 坂路 良 水曜日 単 一杯
4F51.0 3F43.3 2F25.1 1F13.0
小倉大賞典6着。脚は持っているので、とにかくタメてどこまで。前が崩れれば雪崩れ込めるタイプで、実力はともかく展開次第。ハイペースのつぶし合いになると予想できれば、抑えるのも手。
一週前に追ってピリッとしない所があったからか、最終は51秒と飛ばして来た。その甲斐あってか今回はこの馬の決め手前である左で駆け抜けられていたし、状態は何とか持ってこれたという感じ。後は展開と脚力だろう。2強より後ろになりそうなのでまず3着狙いか。
63点
キセキ
※追い切り映像は無し
金鯱賞5着。スタートこそカチ負けたけど、追い切りでも感じた通り馬がちゃんと競馬をしている。あまり扶助を急かさず直線勝負のみに指示を絞ったのが功を奏したのかも。あまり、ああしろ、こうしろと言う乗り方だと嫌気がさしてヤメてしまうからね。
最後は手前を替えて伸びてゴールしていたし、この雰囲気で次回も出て来てくれれば。良いリズムだし、在厩で気を抜かせない調整の方が繋がるかも?
ギベオン
※追い切り映像は無し
金鯱賞1着。全くストロークさせなくてもハナに立てる様なユッタリした序盤で楽に行けたのは大きい。開幕週で内が止まらない上にスローとなれば絶好の展開だっただろう。4角から動いて直線残り400mからムチを入れて勝ちに行った分、仕掛け所を選んだデアリングタクトを最後で僅かにしのいだ。
展開分はあったにせよ、前回も脚を使う所を見せるなど復調を感じさせてくれているのも事実。次も力量にあったレースなら馬券検討も必要かも。