【大阪杯2021】最終追い切り所見 2/3
グランアレグリア、クレッシェンドラヴ、コントレイル、サリオス、ハッピーグリン
グランアレグリア
美浦 南W やや重 水曜日 併せ 馬なり
6F81.1 5F66.8 4F52.6 3F39.1 1F12.8
マイルCS1着。好位まで進出しても十分に折り合っていたし、本当に馬が成長したと思う。直線、意外に進路が無く追い出しが遅れたけど残り200mから仕掛けたにも関わらず、自分のタイミングで終えていたアドマイヤマーズとインディチャンプを交わしてしまうんだから、恐ろしいの一言。
二週続けて手控えて回しており、やはりこの距離での折り合いは念頭にある。追い切りでは我慢が利いているけどレースで気合が乗ってるとどうか。鞍上の指示は待てているけど、行く気が出ているのも事実。後方から脚をタメてコントレイルと真っ向勝負になりそう。
78点
クレッシェンドラヴ
美浦 南W 良 水曜日 併せ 強め
5F67.7 4F53.9 3F39.8 1F12.3
有馬記念8着。インで死んだフリレベルで脚をタメ直線一気に追うも、流石にあのメンバーでは追いすがるのがやっと。決め手がGⅠでは不足していると言わざるを得ず、ここはどうか。早めに動いて押し切る競馬だけど、GⅠのペースではそれが厳しい。
この馬にしてはハミの取り込みがキツめで、発汗も僚馬より多かった。大人しい性格で鞍上の指示に従いながら競馬をする馬だけど、今回はちょっと見え方が違って、自分から行ってる。2000mならこれで良いかも知れないけど、ちょっと普段の動きとは違う。
45点
コントレイル
栗東 坂路 良 水曜日 単 馬なり
4F50.6 3F37.2 2F24.5 1F12.3
ジャパンカップ2着。2戦連続で掛かるのはまずいと踏んだのか、折り合いを重視して後方を堅実に回った。位置取りをくれてやってアーモンドアイと離れて競馬をしたにも関わらず良く伸びて2着まで来たし、やはり能力は怪物。折り合いに弱点がある事を露呈した格好ではある。
二週続けて普通の馬が一杯でも出せない時計を馬なりで出して来ており、動きの凄まじさはここに来て更に増している。折り合い面の不安は引き続きありそうだけど、グランも前には行かないだろうし自分の競馬に徹すれば。獣医学的には4歳秋まで馬は成長するから、その点ではグランより成長分は見込める理屈。
99点
サリオス
美浦 南W 良 木曜日 併せ 馬なり
6F84.4 5F68.6 4F52.5 3F38.5 1F12.3
マイルCS5着。いくら何でも位置取りが他の有力所に比べて後ろすぎた。パトを見る感じ、前に行かせようと思えば行けた様だけど、控える判断をしたね。これが裏目に出たけど、ジョッキー判断だし尊重するしかない。直線シンガリから追い込んで良く伸びている分で力は感じるけど、これだけ強い所が相手だと展開に弾かれると厳しかったと言う事だろう。
ちょいと勇み脚な雰囲気なのがどうか。距離2000mだと少しレースしにくいかも分からないな。一週前にビシっと動いている中一杯に追った分、仕上がり過ぎているかも。緩急がつくかどうか。
68点
ハッピーグリン
※水曜日時点で追い切り映像は無し
京都記念11着。1枠からスンナリ逃げても残り600m時点で手応えを消失して、バテ下がり。大差負けの最下位ではここで見込むのは無理だろう。切りでやはり問題ないと思う。