【桜花賞2021】 最終追い切り所見 3/3
ソングライン、ファインルージュ、ホウオウイクセル、ミニーアイル、メイケイエール、ヨカヨカ
ソングライン
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
5F68.1 4F52.0 3F38.7 1F12.7
紅梅S1着。底を見せずの楽勝で来ており、良い意味で未知数の一頭。スピードはかなり出そうだけど、反面、追ってからハミを取って来ておらず、接戦で闘志を燃やしてくれるかはちょっと懐疑的。
一週前に三頭併せの真ん中で怯んでおり、追って手応えがあがらず強めのムチが入っていたのはかなり気になった。最終も一蹴りでの進みは良さそうだけど、頭は上がっており、脆さみたいなのは感じたね。GⅠの厳しい流れでどうなるか。
59点
ファインルージュ
美浦 南W 良 水曜日 併せ 馬なり
5F67.7 4F52.8 3F38.9 1F12.0
フェアリーS1着。序盤ガンっとしたスローで後方から早々に仕掛けた3番の馬がペースを引き上げてくれたおかげで後方有利になったのは大きかった。あそこでついて行かなかった判断は正解だったね。正直、バテ馬すくいの勝利な部分もあるから、これ以上となるともう少し様子見が必要かな。
併せた僚馬を馬なりでスーッと抜いて行くとか、好手応え。僚馬が加速すればするほど、自然にスピードを上げてついて行けているし、かなり良い仕上がりなんじゃないかな。面白いかも。
86点
ホウオウイクセル
美浦 坂路 やや重 水曜日 併せ 強め
4F55.6 3F40.6 2F26.2 1F12.9
フラワーカップ1着。相変わらず少しハミを噛んだけど、序盤出して行った割にはこの馬なりに抑えが利いて全般距離はこなしていたと思う。コース取りにロスがなかったし、4角で進路を確保できるなど、かなり上手い競馬になった。馬場状態も味方したし、ほとんど全てが上手く行ったんじゃないかな。
時計が全然冴えないけど大丈夫か…?重心も高く併せて競ってもいないし、ただ走っているだけと言う感じ。初めて追い切りを見る馬だけど、まず見映えはしないね。
10点
ミニーアイル
栗東 坂路 良 水曜日 単 一杯
4F52.4 3F39.1 2F26.4 1F13.5
Fレビュー3着。後方から届いているし、前が崩れてくれれば雪崩れ込めるタイプに見える。脚はそこそこだから地力本位での上位は無理でも、この手の馬は一発が有り得る。
時計を出した分、最後はしぼんだ。馬場がボコついていたし時計が苦しくなるのは致し方無い部分はあるけど、上位を狙うならそれでももっと余力は見せないと。ちょっとやはり厳しいかな。
20点
メイケイエール
栗東 CW やや重 水曜日 併せ 強め
6F85.5 5F67.9 4F52.1 3F37.9 1F12.2
チューリップ賞1着。まさかの手控えを選択。結局は全くまとめられずにやはり馬群を避けた競馬がベターだと言う事が改めて分かった。序盤あれだけ冷静さを欠いて、終いは尚もムチに反応して伸びているんだから同着とは言え大したもの。
この馬としては抑えが利いていたけど、この馬はジョッキーが乗ると掛かる。これまでより気配が柔らかいからと言って信用は出来ない。助手騎乗で柔らかい調教でも本番はガッツリ掛かってるからね。雰囲気としては平行線だろう。
72点
ヨカヨカ
※追い切りは無し
Fレビュー2着。先手が作れる馬ではあるし、4角で良い所にはいるハズ。メンバーがシビアなレースでは頑張り切れていないところもあるし、この相手でペースが速くなると苦しいかも。タメてキレるタイプではないし、ペース次第。